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2015年12月11日更新

居室移動し伸び伸び|快適リフォーム[9]

独身のころ鉄筋コンクリート造3階建ての事務所兼2世帯住宅を建てたHさん(44)=那覇市。昨年、3階の住居部分を「掃除がしやすく、安心して子育てできる空間に」とリフォームした。

Hさん宅 築12年 子育て、家事が安心・ラクに


Hさん宅は、小学4年生の長女、小1の長男、3歳の次女がいる5人家族。住まいは南北に細長く、南側から寝室、来客重視で設けた8畳2間の和室、LDKと続き、和室上部にはロフトがあった。

12年前、独身のころに亡き父と建て、「予算ありきで、結婚後の生活など考えもしなかった」とHさん。子どもが産まれると収納が不足し、和室は荷物でいっぱいに。夫人(41)は「ホコリが多く、ロフトへの階段のすき間など子どもに危険な造りもあり、毎日ストレスでした」と振り返る。

「共働きだし、子どもに手の掛かる今だからこそ、安心して子育てできる住環境が必要」との夫人の希望で、リフォームを決めた。掃除と子育てのしやすさを重視。和室をなくし寝室を北側に移動して、日当たり、風通しのいい南側に広々としたLDKを配置した。

対面式キッチンは、夫人が好きなカフェ風に。木製の大きなダイニングテーブルに家族が集う。「片付けやすく機能的。どこにいても子どもの様子が分かるし、私自身もくつろげます」と夫人は喜ぶ。


ベランダからLDKを見る。もとは和室2間と寝室だったスペース。南に面し、明るく、風通しも良い。一角には畳が埋め込まれていて=写真手前=、遊びに集いにと重宝している。正面のオープンキッチン上部にはロフトがあり、おしゃれな折れ窓が華やかさを添える


リフォーム前

家の中央に8畳の和室が2間続き、廊下は長く暗かった


ロフト=下写真=は子ども室に。リビングとの仕切りは折れ窓にし、階段の造りと位置も変えて明るく安全に使えるようになった


リフォーム前

階段から上り下りし、書類置き場になっていたロフト


階段は蹴込み板がなく、すき間も大きかった


ワークスペース 
キッチンと寝室の間に設けられたワークスペース。ホワイトボードとデスク・収納は、キッチン収納の裏面に造り付けており、左右から出入りできる。子どもたちの学校道具やかばん類も置けるようになっていて、片付けやすく、対話もしやすい工夫の一つになっている。




LDKに続くベランダでは、プール遊びやバーベキューを楽しむ。夫妻は「子どもたちも伸び伸び。思い切ってリフォームして正解でした」と笑顔を見せた。




ベランダには屋上への階段があったが、使っていなかったため撤去。ウッドデッキを敷き、リビングと一体的に使えるようにした。周囲の視線を遮りながら光と風は通るよう、壁は180センチ高にし、花ブロックを採用した。プール遊びにバーベキューにと活躍している。






DATA
施工面積:152㎡(46坪)
躯体構造:鉄筋コンクリート造ラーメン構造
築年数:12年
工 期:2カ月
設計・施工:㈲ムーブプランニング
(電話=098・860・3202)
インテリアコーディネーター 上原牧子・花城理
 

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編 集/比嘉千賀子
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「快適リフォーム<9>」第1562号・2015年12月11日紙面から掲載





 

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編集者
住まいと暮らしの情報紙「タイムス住宅新聞」元担当記者。猫好き、ロック好きな1児の母。「住まいから笑顔とHAPPYを広げたい!」主婦&母親としての視点を大切にしながら、沖縄での快適な住まいづくり、楽しい暮らしをサポートする情報を取材・発信しています。

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