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2025年7月4日更新

【創刊40周年企画⑨】健康につながる快適な家|有限会社 ラムハウジング

[人・住まい・暮らしに〝価値〟プラス]
機能的で心地よい空間、身の丈に合った資金計画、空き室対策、など住宅取得や維持・管理において重視する〝価値〟は人それぞれ。多様化するニーズに応え、人・住まい・暮らしにさらなる〝○知〟をプラスする企業の取り組みやサービスを紹介する。

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わたしたちが生み出す 「果知」

木の効を活用した見築く
 

音響熟成Ⓡ木材を使い、壁は幻の漆喰Ⓡで仕上げた玄関 ※写真はモデルハウス
 
安心・安全、健康で快適な住まいを追求する有限会社ラムハウジング。自然素材や微生物などを活用した知見を基に、木造住宅の付加価値を高める「空気がうまい家Ⓡ『ゆがふ家』」の普及に力を入れる。

今月、中城村南上原で「ゆがふ家」の構造見学会を開催する。一般的な9センチ角の柱より一回り大きい柱を使用。梁もより大きくしたのが特長。台風や地震に耐えられる頑丈な造りを目指している。屋根・壁は遮熱シートを使用し、三層の空気層を持つ構造だ。

木があらわになった室内は、天井や床、建具などのすべてに「音響熟成Ⓡ木材」を使用。乾燥時に音楽の波動によって水分だけを取り除き、木の油分・樹液・細胞を残すことで、調湿や防菌、防蟻など木の特長を最大限に追求。

建築中の住宅の内部構造。柱は梁(はり)など一回り大きな木材を使用し、より強度を高めた
 
壁は微生物を含む「幻の漆喰Ⓡ」仕上げ。光や熱に反応する「光熱触媒効果」によって、空気中の化学物質やにおいなどを吸着分解する働きが期待されるという。他にも、微生物が有害物質を分解する「竹炭入り清活畳Ⓡ」を採用する。


(左写真)木の凹凸が浮き出て、足触りが心地良く滑りにくい特徴がある(右写真)幻の漆喰Ⓡを使った壁。においや有害物質を分解する

沖縄は強烈な日差し、高温多湿、台風による塩害、シロアリなど、住宅にとっては厳しい環境にある。同社は、住む人が心身ともに快適な住環境を目指して、独自の研究によって木が持つ力を最大限に活用する知見を築いてきた。

「ゆがふ家」を建てた施主からは「室内の空気が澄み心地よい」「夏は涼しく冬は暖かい」などの評価を得ている。自然の力を生かしながら沖縄の気候風土に対応し、住む人の健康を守る居心地のよい木造住宅を追求する。
 

 
 DATA 
有限会社ラムハウジング
098−936−8808
北谷町宮城1−465
営業時間:8時~17時
定休日:日曜日

ホームページ
https://r.qrqrq.com/zTDTg8F6

LINE
https://r.qrqrq.com/fvkBU8Aq

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毎週金曜日発行・『週刊タイムス住宅新聞』創刊40周年企画
第2061号 2025年7月4日掲載

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