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2017年7月14日更新

住空間プロデューサーの上原牧子さんが暮らしを楽しむインテリア「テラスでリゾートを演出」

[文]上原牧子さん(住空間プロデューサー)Vol.4

リビングからつながる屋外空間

アウトドアファニチャーを活用

梅雨が明けて本格的な夏の到来。アウトドアを楽しむ機会も多くなるこの時季、テラスやアマハジ空間を利用して、快適なアウトドアスタイルを楽しんでみませんか? 今回は具体的な実例やアウトドアファニチャーの紹介を交え、沖縄ならではのテラス空間を楽しむアイテムを提案します。また、沖縄に適したアウトドアファニチャーの選び方は、海外によく足を運びトレンドにも詳しい(株)大川の外間いち子常務取締役にもアドバイスをいただきました。


リビングから続くテラスは、わが家でも私のお気に入りの場所。「OKINAWA RESORT STYLE」とのコンセプトのもと、外壁には通風に優れ、強烈な沖縄の西日と隣家からの視線を遮る花ブロックを配置し、床にはメンテナンスいらずのプラスチック木材を使用しています=上中央写真。
テラスでは、朝は鳥の声を聴きながらコーヒータイムを。夜は頑張った1日へのご褒美に、キャンドルをともしてワインを飲んだり、時には友人を招いてバーベキューを楽しんだり。決して広くはありませんが、TPOに合わせて活用しています。

雨・日差しに強いアイテムを

昨今のインテリア業界では、内部から外部につながる住宅のテラスやベランダの活用が注目されていて、ガーデンファニチャーやグリーン(植物)など、アウトドアスタイルを豊かに楽しむアイテムが豊富になってきました。
自然素材で仕立てたアウトドアファニチャーと、たくさんのグリーンを用いることでリゾート感が演出できます。グリーンは形が多様で、日差しや照明を受けた影が空間演出に有効です。
アウトドアファニチャーを選ぶ際は、沖縄ならではの強い日差しや台風を考慮することが大切です。例えば、耐候性に優れたチーク材や、金属ならサビにくい加工がされたもの。大きな家具は、台風時に飛ばないように固定できるタイプを選ぶとよいでしょう。
沖縄の暑い夏。日中はエアコンの中で過ごすことが多いですが、早朝や日が沈んでからのひとときは室内から一歩外へ出てテラスで気軽にリフレッシュ。今年の夏はぜひ、室内外の中間領域を上手に利用して、手軽なアウトドアライフを楽しみましょう!


沖縄建材の花ブロックは、強い日差しを遮り、通風や適度な目隠しに最適です



「OKINAWA RESORT STYLE」をコンセプトにしたわが家のテラス


防水のクッション布地は豊富な柄やカラーがそろう(写真左)
本物の炎のように見えるLEDのキャンドル。安心して使える(写真右)



テラス演出のおすすめアイテム

防水性クッション
テラスで過ごすときに重宝しているのが、オーダー製作できる防水性のクッション。カラーや柄が豊富で、さわり心地も見た目も普通のクッション地と変わりませんが、アウトドア用の布地で色あせもなく、乾きも早いので多少の雨でも問題ありません。

演出効果のあるライティング
夜はLEDキャンドルをともしたり、ライティングのシルエットがすてきなあかりでテラスを演出すると、非日常の空間を作り出すことができます。あかりを上手に活用することで、室内からも窓越しに見る風景がより幻想的なものになります。

簡単に移動できるアウトドアファニチャー
台風の多い沖縄では、暴風時に移動できるよう軽くて持ち運びしやすいフォールディングタイプ(折り畳み式)がおすすめです。お客さまが多いお宅なら、スタッキングタイプ(積み重ね)のチェアなども、場所を取らずに収納できるので便利です。

ダイナミックなグリーン
沖縄の強い日差しを受けた植物のくっきりとした陰影は、涼しげな木陰を連想させます。モンステラなどダイナミックなグリーンは、南国リゾートをイメージさせるアイテムです。最近はハイドロカルチャーなどの水耕栽培も多く出回っているようなので、虫を気にされる方にはおすすめです。


沖縄と相性良し!
チーク材のアウトドアファニチャー


アウトドアファニチャーは、日差しや雨に強いものを選ぶのがポイント。(株)大川の外間いち子さんは、「船のデッキにも使われるチーク材は水や湿気に強いので、沖縄とは相性のいい素材です。チーク材を専門に扱うタイのDEESAWAT(ディーサワット)社が展開するアウトドアファニチャーは、遊び心のあるデザインが特徴で、屋外のライフスタイルをより楽しく演出してくれます」と勧める(写真5点参照)。
インテリアと組み合わせるグリーンでは、「コーナーに置くだけで存在感がある大鉢のニーズが、沖縄でも増えている」そう。


(写真左)リーフ型のベンチは脚部がサビに強いステンレス製で、ボルトで地面に固定できるようになっているから、台風のときでも安心(編集部撮影)
(写真中央)上空で枝が広がるようなユニークなデザインが楽しいサークルベンチ。中央にあるクッションは防水性で、色は19色ある(THE GRACE提供)

(写真右)円筒状のフォルムが印象的なボトルラウンジチェア。防水性クッションはカラーもいろいろ(THE GRACE提供)


グリーンとのコラボを意識したベンチ


防水布地を組み合わせたサマーベッドは、リゾート感たっぷり。日差しをガードしながらゆったりくつろげそう


LAインテリア視察での個人宅の例

雨の少ないロサンゼルスでは、テラス空間にソファやテーブルなどのアウトドアファニチャーを置き、上手に活用している個人宅やレストランが多く見られます。内部空間から続くテラスを、日常的に楽しんでいる様子が印象的でした。((有)ムーブプランニング提供)





(有)ムーブプランニング・上原牧子さん|週刊タイムス住宅新聞

上原牧子さん(うえはら・まきこ)
(有)ムーブプランニング専務取締役。住空間プロデューサー。インテリアコーディネーター、二級建築士、アートライフスタイリスト、ライティングコーディネーターの資格を持ち、トータルで空間をプロデュースする。

上原牧子 オフィシャルWEBサイト
http://move-makiko.com
ムーブプランニング
098-860-3202
http://move‐planning.com


暮らしを楽しむインテリア
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1645号・2017年7月14日紙面から掲載

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比嘉千賀子

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編集者
住まいと暮らしの情報紙「タイムス住宅新聞」元担当記者。猫好き、ロック好きな1児の母。「住まいから笑顔とHAPPYを広げたい!」主婦&母親としての視点を大切にしながら、沖縄での快適な住まいづくり、楽しい暮らしをサポートする情報を取材・発信しています。

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