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2025年2月28日更新

人と地域の役に立ちたい|横田政士さん(買取店わかばサンエー糸満ロード店店長)|家々人々[153]

「人と話すことが好きで、地域に役立ちたい思いがずっとあった」と話す横田政士さん(38)。2月15日にオープンした「買取店わかばサンエー糸満ロード店」の店長として、目標に向かい大きく踏み出した。

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人と地域の役に立ちたい

よこだ・まさし/1986年、うるま市出身。高校を卒業後、ホテルやアパレルなど、さまざまなサービス業で働く。他に学童の指導員なども経験。2024年、(株)Connecting Dotsに入社し、買取店わかばサンエー西原シティ店勤務。25年2月15日にオープンした「買取店わかばサンエー糸満ロード店」の店長に就任。


■幼少期の暮らしの思い出は
両親、祖父母と兄、妹2人の8人家族。小学生までは曽祖父母がいて、最大10人で住んでいた時期もあります。

両親は共働きで、保育園を営む母はとても忙しく、家にいた祖母がきょうだいの面倒を見てくれました。祖母はいつも笑顔で優しくて、僕はすごいおばあちゃん子でした。

幼少期は人見知りでしたが、中学でソフトボール部に入ってから、人と話すのが好きになりました。チーム競技にはコミュニケーションが大事。その経験が、今の仕事につながっていると感じています。

■入社した理由は
以前、この「家々人々」に当社代表の記事が出ていたのを読んだんです。その記事では、代表が事業を通して人や地域を豊かにし、多くの人を助けたいと語っていて、その理念にすごく共感しました。僕も一緒になって助けていけたらと思いました。

地域の役に立ちたいという思いは、母親の影響があるかもしれません。

母親の保育園に通っていた児童が大人になり、自分の子をまた預けにくるのを見ると、母が地域に必要とされ、役立っていると感じました。僕も仕事を転々としながら、何かできることはないかと考えていたとき、この記事を見て、一緒にやってみたいという気持ちが強くなったんです。

■実際に仕事をしての感想は
僕らの業務は、お客さんが処分しようと思うものを買い取る仕事。それは捨てるとごみになってしまいますが、僕らが買い取れば、また他の欲しい人にお譲りでき、お客さまも捨てずに良かったと喜んでくれる、とても意義あることだと思います。

当社は査定をすごく丁寧に行うので、少々お時間をいただくことがありますが、その間の会話を大切にしています。人と話すのが好きな僕にとっては楽しみです。生前整理でジュエリーを持参される人、遺品整理で困っている人、いろいろな人生ドラマがありますが、他店で買い取ってもらえなかったものでも、当店が丁寧に査定したことで、最後は「わかばさんで手放したい」と言ってもらえることもあり、お役に立ててすごくうれしいです。

■今後の目標は?
糸満店を他店に負けないくらいに、お客さんが入りやすく、明るい雰囲気の店にしたいです。支店長としては、チームワークを大事に、なれ合いでなく、先輩後輩も関係なく、ダメなものはダメとしっかり言え、楽しむところは楽しむ、そういうメリハリのある店舗に育てたいです。


現在の住まい

昨年、結婚したばかりの横田さん。アパートで妻と愛猫チャチャ(オス・1歳)と一緒に暮らしている。

新店舗に気力充実

糸満にオープンした新店舗の店長に就任した横田さん。「敷居が高い印象の買取店を気軽で入りやすく、話しやすい店にしたい」と意気込む。
 
◇    ◇    ◇
 
 
 ホッ と空間
「好き」が並ぶ玄関
夫婦そろってプロバスケチーム琉球ゴールデンキングスの大ファン。「玄関にはキングスグッズを飾っています」と満面の笑み。夫婦で団体観戦を企画し、60人集めて応援に行ったことも。「好きな人と一緒に盛り上がれるのが楽しい」と熱く語る。

取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜日発行 週刊タイムス住宅新聞
第2025号・2025年2月28日紙面から掲載

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