特集・企画
2019年4月26日更新
マネでない自分の価値観を|今日から始める!ライフオーガナイズ[1]
文・東風平美穂(ライフオーガナイザーⓇ)
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「片づけできない」は「やり方が合ってない」だけ
ライフオーガナイズの特徴は…
「空間」の前に「頭の中」を整理
片づけができない、続かないとお悩みのあなたへ。片づけができないことを「自分が悪いからだ」と責めてはいませんか? 続かないのは、実は「ただ、そのやり方が自分に合っていなかっただけ」なんです。
元・片づけできない女のわたしが、楽しく続けられて、今では心地いい暮らしを手に入れることができた「ライフオーガナイズ」。県内で活動しているライフオーガナイザーⓇ 6人が「今日からすぐにでも始めたくなる、片づけのやり方」をお伝えしていきます。それぞれがうまくいった、それぞれのやり方です、きっとあなたにも合うやり方がみつかるはず。1年間どうぞよろしくお願いします!
さてまずは、ライフオーガナイズという言葉について。日本ライフオーガナイザー協会では、「空間や暮らし、人生を俯瞰(ふかん)し仕組み化する・最適化する技術」と定義しています。空間を整理していく前に、頭の中(思考)の整理を先にすることが特徴です。思考を整理するためのヒントは最後にお伝えしますね。
人に何と思われようと
家族が快適ならそれでいい!
モデルルームのような、きちんと入れ物がそろっていてラベリングされていて…雑誌やSNSで見るすてきなお部屋。これが片づけの正解だと思っていたわたしは、できない自分を責めていました。ライフオーガナイズを知り、実践していくうちに、「見た目はほどほどでも、使い勝手が良ければいいじゃない!」と気持ちが変化。これなら家族にも分かりやすいし、維持もラク、なにより無理をしないので、自分が心地いい状態でいられるんです=下写真。
たくさんのものがあっても、家族がゆったりくつろげる、わが家のリビング
見た目より使い勝手重視、人に何と思われようと自分と家族が快適であればそれでいい!という価値観がはっきりしました。この価値観も、人によって環境や性格が違うので十人十色です。空間を整理する前に、「何が大切でどんな暮らしをしたいのか」を一度よく考えてみることが大切。周りの価値観や基準に振り回されるのではなく、自分自身の価値観をはっきりとさせましょう。
今日からできること!
写真に撮って客観視
客観的視点を身につけるために、景色化し当たり前になっているわが家を、そのまま写真に撮ってみましょう。実物を目で見るのと違い、写真を通して見ることで客観的に感じることができます。問題点が浮き彫りになり、そこから「自分の理想の暮らしや、大切に思っていること」を明確にしていくことで、片づけがスムーズに進んでいきます=下写真。
普段見慣れている部屋も、写真で見てみると新たな気づきがあるもの
執筆者:東風平美穂(こちんだ・みほ)
1974年宮崎県出身。小4男子と幼稚園年少女子の母。めんどくさがり。キッチンメーカーの勤務経験や子育てスキルを生かした収納が得意。ブログ「ココチイイコト~自分の好き♡と出会うくらし方~」展開中。cocochiiicoto.com/
ライフオーガナイズの特徴は…
「空間」の前に「頭の中」を整理
片づけができない、続かないとお悩みのあなたへ。片づけができないことを「自分が悪いからだ」と責めてはいませんか? 続かないのは、実は「ただ、そのやり方が自分に合っていなかっただけ」なんです。
元・片づけできない女のわたしが、楽しく続けられて、今では心地いい暮らしを手に入れることができた「ライフオーガナイズ」。県内で活動しているライフオーガナイザーⓇ 6人が「今日からすぐにでも始めたくなる、片づけのやり方」をお伝えしていきます。それぞれがうまくいった、それぞれのやり方です、きっとあなたにも合うやり方がみつかるはず。1年間どうぞよろしくお願いします!
さてまずは、ライフオーガナイズという言葉について。日本ライフオーガナイザー協会では、「空間や暮らし、人生を俯瞰(ふかん)し仕組み化する・最適化する技術」と定義しています。空間を整理していく前に、頭の中(思考)の整理を先にすることが特徴です。思考を整理するためのヒントは最後にお伝えしますね。
人に何と思われようと
家族が快適ならそれでいい!
モデルルームのような、きちんと入れ物がそろっていてラベリングされていて…雑誌やSNSで見るすてきなお部屋。これが片づけの正解だと思っていたわたしは、できない自分を責めていました。ライフオーガナイズを知り、実践していくうちに、「見た目はほどほどでも、使い勝手が良ければいいじゃない!」と気持ちが変化。これなら家族にも分かりやすいし、維持もラク、なにより無理をしないので、自分が心地いい状態でいられるんです=下写真。
たくさんのものがあっても、家族がゆったりくつろげる、わが家のリビング
見た目より使い勝手重視、人に何と思われようと自分と家族が快適であればそれでいい!という価値観がはっきりしました。この価値観も、人によって環境や性格が違うので十人十色です。空間を整理する前に、「何が大切でどんな暮らしをしたいのか」を一度よく考えてみることが大切。周りの価値観や基準に振り回されるのではなく、自分自身の価値観をはっきりとさせましょう。
今日からできること!
写真に撮って客観視
客観的視点を身につけるために、景色化し当たり前になっているわが家を、そのまま写真に撮ってみましょう。実物を目で見るのと違い、写真を通して見ることで客観的に感じることができます。問題点が浮き彫りになり、そこから「自分の理想の暮らしや、大切に思っていること」を明確にしていくことで、片づけがスムーズに進んでいきます=下写真。
普段見慣れている部屋も、写真で見てみると新たな気づきがあるもの
執筆者:東風平美穂(こちんだ・みほ)
1974年宮崎県出身。小4男子と幼稚園年少女子の母。めんどくさがり。キッチンメーカーの勤務経験や子育てスキルを生かした収納が得意。ブログ「ココチイイコト~自分の好き♡と出会うくらし方~」展開中。cocochiiicoto.com/
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1738号・2019年4月26日紙面から掲載
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