第2回こども絵画コンクール入賞作品を紹介!「夢や憧れを詰め込んで」|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

スペシャルコンテンツ

特集・企画

2017年10月19日更新

第2回こども絵画コンクール入賞作品を紹介!「夢や憧れを詰め込んで」

県内の小学生から住みたい家を募集した「こども絵画コンクール」(主管・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)には、428点の作品が集まった。その中から、最優秀賞をはじめとする入賞作品12点を紹介する。そのほか168点の入選作品は20日~22日に行われるトータルリビングショウの会場内に展示する。

最優秀賞



宮城晴一くん(中城南小2年)
「『山おくの生きものじどう車ハウス』。家の中に川が流れていて、ヤンバルクイナやヤギなどたくさんの生きものといっしょにすめます。
いもうとが、りんごをしゅうかくしています。かべにはがくぶちに入った車の絵も飾られています。ぼくは、車が大すきなので、ガラスばりの立体ちゅうしゃじょうがあります。アルファベットのボタンをおすと、見たい車が地下から上がってくるシステムです。
ぼくのひいおばあちゃんがいるヤンバルの風景とぼくのすきなものを合わせてイメージしたマイハウスです」

審査講評
「大好き!」があふれた力作

  • 本当に「大好きな家」を感じさせるものがあり、細かな表現に脱帽。(金城)
  • 川や樹木、生き物があふれる豊かな自然。それに対し、都市の象徴のような立体駐車場は、本来は互いに受け入れられないように思いがち。しかし、車とやんばるが大好きな作者にとっては何の違和感もなく、素直に子どもらしい「あったらいいな」が表現されている。大人の常識を打ち砕く発想に感心する。(比嘉)
  • 小学2年生が描いたとは思えない緻密さ。絵全体の細かさから「好き!」がにじみ出ている。(安富祖)

 


 

優秀賞(4点)

最優秀賞に次ぐ「優秀賞」には、4点が選ばれた。「あったらいいな」をしっかり形にした表現力が評価された。



芳山侑里英さん(兼城小2年)
「音楽があふれ家ぞくとペットが楽しくくらせる家」

審査講評
音符や音楽記号がいたるところに散らばっていて、作者は何か音楽をやっているのかな? と想像した。天体望遠鏡があったり、温泉があったり、きっと家族や作者の好きなものを詰め込んだのであろう楽しさがあふれている。(下地)




大城結愛さん(具志川小1年)
「うみの上にある木の家」

審査講評
1年生が、ここまでしっかり描いているのに驚いた。元気いっぱいの絵。画用紙からあふれんばかりの色使いも楽しいし、登場人物がみんな笑顔なのも良い。見ているこちらまで元気になれる。(江橋)




久高まりさん(糸満南小6年)
「くふうしたところは、太陽の光のところをはぶらしでやったところです」

審査講評
扇風機を家にしたアイデア作品。しかも、羽根は太陽光発電のパネルなのかな? 着眼点がすばらしく、沖縄らしさも感じられる。絵の技術もすばらしく、6年生らしい作品。(金城)




仲村斗歩くん(糸満南小4年)
「ぼくは、自然の中にある大きい木に住みたかったし、外におふろがある家にあこがれているのでこの絵をかきました」

審査講評
今回の応募作品の中にもツリーハウスはたくさんあったが、この作品は木の上に温泉を作った発想が面白い。花一輪まで、細かく丁寧に描いていて、頑張り屋さんの作品だと感じた。(安富祖)

 

「アイデアや表現力に目引かれた」

金城審査委員長の総評
「あったらいいな」という居心地の良さを描いた低・中学年の作品が目を引きました。 特に、工夫された建物で家族が安心して過ごしているという表現が良かったと思います。
アイデアや着眼点も、昨年に続きとても楽しく面白い作品がありました。木の上から地下へ続く家や運転できる魚の家、太陽光発電の家など「やってみたい」「大好きなもの」が表現されていました。
また、今回から低学年も四つ切りサイズの画用紙に描いてもらいました。描き上げるのは大変だったと思いますが、家の周辺まで表現する子どもが増えていました。技術も素晴らしく、霧吹きやブラシをうまく使った作品もありました。
今回は、テーマをしっかり捉え、かつアイデアや表現力に目を引かれた作品が多くありました。楽しい家を描いてくれた子どもたちに感謝です。


9月28日に行われた審査の様子。5人の審査員が、一つ一つの作品を吟味しながら、入賞・入選作品を決めていった。今回は低・中学年の作品のレベルが高く、審査に時間がかかった。



続いては、同コンクール主管のタイムス住宅新聞社と、共催のインテリア産業協会が与える特別賞。それぞれ1点ずつが選ばれた。
 

タイムス住宅新聞社賞



山内玲奈さん(兼城小4年)
「『動く家』。電車のように動いたり、部屋をふやしたりできる家です」

審査講評
移動可能な家をモチーフにした作品は今回も数点あったが、列車で部屋を増減できる発想がユニーク。色使いや絵の表現力、描写の細かさなどは作者の絵に対する気持ち、姿勢が読み取れる。(比嘉)
 

インテリア産業協会賞



美差友夏さん(天妃小4年)
「この家は、エコ住宅です。太陽光発電や水道が地下にあったり、空気をきれいにして出す機械や、ガスじゃなくまさつで火を付けます。地下は寝室です。ベッドは二つ入ります。かんきせんが二つあります。はしごがあり、きんきゅう時、ひもをひっぱってすぐに逃げることができます。エレベーターはどんな災害がおこっても止まりません」

審査講評
家の中まで丁寧に描いている。エコの視点だけでなく、災害のことまで考えた作品は、他にはあまり無かったと思う。全体的にかわいらしい感じで、インテリアもその雰囲気に合わせてカラフルに描いているところも良い。(江橋)


 

審査員特別賞(5点)

審査員それぞれが、心を打たれた絵に与える審査員特別賞には、バラエティー豊かな5点が選出された。



安谷屋良樹くん(伊良波小3年)
「『ロボットハウス』。ロボットと人間と生き物たちが楽しくくらせる家」

審査講評
ロボットとの共存を見据えた、スピルバーグの映画を思わせる作品。配色も上手。時代にマッチした家だと思う。(下地)




浦崎未安さん(北国小1年)
「さかなのおうちです。うみのなかにいます。ちゃんとそとがみえます。いろんなさかながいます。」

審査講評
水彩絵の具で描いた優しい雰囲気の作品。魚をはじめ、イカやクラゲ、カメなどさまざまな海の生き物がいて、とてもにぎやか。人も海の生き物も、とても楽しそうで動きを感じる。1年生ながらしっかり描いていることに感心した。(江橋)




瀬川大雄くん(とよみ小4年)
「黒い穴からワープできたり、自由に魚つりができる潜水艦みたいな家です」

審査講評
秘密基地は小学生時代は誰でも憧れたもの。こどもらしさをモチーフに、空や海をグラデーションで変化を付けた絵心は評価したい。さらに雲や太陽の絵の具の使い方も素晴らしい。(比嘉)




大城怜愛さん(具志川小3年)
「ガジュマルとかわらやねの家で、みんなえがお♡」

審査講評
瓦屋根に、木のドアや柱がマッチしている。沖縄らしさを感じる。人の描写もとても上手。実現可能な家。私も、こんな家に住んでみたいと思った。(金城)




嵩原龍依くん(嘉数小5年)
「ちかの楽しくすごせる家です」

審査講評
地下に住宅を持ってくる着目点が面白い。よく見るとハシゴやテレビ、家具などに影が付いている。さらに壁の描き方なども相まって、とても立体的。アイデアも技術も素晴らしい。(安富祖)


るん坊
「第2回こども絵画コンクール」に応募してくれたみんな、ありがとう!
ことしも力作ぞろいだったよ。20日~22日、沖縄コンベンションセンターに見に来てね!

 

2017年10月20日~22日 沖縄コンベンションセンターに入賞・入選作品計180点を一挙展示!

紙面で紹介した入賞作品12点と、入選作品168点は10月20日(土)~22日(日)に開かれる「第31回沖縄県トータルリビングショウ」の会場である沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)の会議棟Bに展示する。開場は3日間とも午前10時~午後6時。22日(日)午前11時からは表彰式を開催する。
期間中、来場者に好きな絵を選んでもらって上位3作品を「会場賞」として選出する。投票&アンケートに協力いただいた方には、抽選でステキな商品をプレゼント! 会場賞は次週発行号(10月27日発行)への掲載をもって発表する。
子どもたちの絵を見に、会場に足を運ぼう!

※台風21号の進路によっては展示会や表彰式の時間が変更、もしくは中止になる場合もあります。


昨年の表彰式のようす

昨年の絵画展示会場。ことしは昨年のおよそ2.5倍の180点を展示する


<問い合わせ>
(株)タイムス住宅新聞社 こども絵画コンクール係
098‐934‐1122(平日午前10時~午後5時)

沖縄県トータルリビングショウ運営事務局
098‐890‐7721(土日午前10時~午後6時)




【審査員】
委員長・金城明美さん【北国小学校校長、絵本作家】
下地鉄郎さん【クロトン代表取締役、建築士】
安富祖理絵さん【アン一級建築士事務所代表社員、建築士】
江橋正さん【インテリア産業協会沖縄支部事務局長】
※同協会沖縄支部長・外間幸一さんの代理
比嘉弘【タイムス住宅新聞社代表取締役社長】

 


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1659号・2017年10月20日紙面から掲載

特集・企画

タグから記事を探す

この連載の記事

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:871

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る