特集・企画
2017年1月27日更新
【PR】木造住宅・県産木製品フェア ~木がいっぱい わくわくランド!~
沖縄市で1月28日(土)、29日(日)に開催
木造住宅・県産木製品フェア ~木がいっぱい わくわくランド!~
沖縄市で1月28日(土)、29日(日)に開催
木材を柱や梁などの建物の構造部分に使った木造住宅(提供/県木造住宅推進協議会)
木造住宅の良さ体感して
「木造住宅・県産木製品フェア(同実行委員会主催)」が1月28日(土)、29日(日)の2日間、沖縄市のプラザハウスショッピングセンターで開かれる。木造住宅の普及と木材産業の活性化を目的に初めて開催。実行委員長で県木造住宅推進協議会の長堂昌太郎会長に、木造住宅の良さやフェアの見どころについて聞いた。
強度もアップし、より長持ち
木造住宅とは、柱や梁といった構造部分に木材を使った住宅。湿度を調整したり、断熱効果、工期の短縮、コストの安さなど、注目度が高まっている。2009年の「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」施行によって、税制優遇措置が図られたことにより、さらに着工数は伸びた。
2015年には県木造住宅推進協議会が設立され、12社が加盟する。15年には、県全体の一戸建てと長屋建ての建築戸数に占める割合は21.4%に増加した。長堂会長は「この数年間は国の環境保護の施策や、法整備によって木造住宅のニーズが増えている」と語る。
一方で、「戦後、急ごしらえの木造住宅が建築され、台風や白アリ被害のイメージが根強い。さらに、米軍基地工事を通して鉄筋コンクリートが普及し、建築士も含めた技術者がそこに流れ、木造建築がなかなか増えなかった」と指摘。「強度についても通常の気象条件の中では特別懸念を持たなくても良いと思う。火に強い耐火機能や白アリを防ぐ防蟻処理を施すなど、強度もアップし、より長持ちできる造りになる」と話す。「住宅はメンテナンスフリーではないので、木造の場合も定期的にチェックをして補修をすることが重要だ」と強調する。
今回のフェアでは、木造住宅の構造部分を展示。「木造を手掛ける企業が一堂に会するので、その違いを見比べ、相談してほしい」と長堂会長。木材を設計に合わせてあらかじめ切断しておく「プレカット」を行う業者も参加。「同工法が県内でできるようになり、工期の短縮にもつながっている」と話す。「木造住宅だけでなく、木工製品の展示即売や木に触れ合ったり手作りを楽しむコーナーもあるので、ぜひ家族で足を運んでほしいとPRしている。
木造住宅への関心の高まりや木の良さについて語る長堂実行委員長
沖縄県木造住宅推進協議会 |
沖縄県那覇市久米2-2-10 098-868-3656 |
同協議会 共同出展者 |
(有)赤嶺光一材木 098-853-1383 |
(株)長堂材木店 098-893-1414 |
(株)茶甚 098-868-5452 |
(有)桑畑建材 098-945-4423 |
(有)平良建設 098-939-2379 |
|
プレステージホーム沖縄(株) 098-943-2246 |
(株)棟匠 029-227-1040 |
(株)ワイテック 098-940-8680 |
木脇ホーム 098-989-8991 |
(株)コシイプレザービング 06-6685-1911 |
沖縄県保存処理木材協同組合 098-868-3656 |
(一社)沖縄県しろあり対策協会 098-851-4504 |
(株)沖縄トータル・プレカット・システム 098-923-5100 |
(株)西建設 098-988-4233 |
(株)みらいホーム 098-996-2909 |
(株)幸健ホーム 098-869-8923 |
(株)琉球住樂 098-852-6936 |
※そのほか、木製品に関する出展は19工房。 |
体験・木育コーナーインフォメーション
◆フェアは1月28日(土)、29日(日)。10時~20時。入場無料。
各イベントは次のとおり。
★木製品体験コーナー(参加無料)
・手作り時計製作、木の枝ボールペン(10時~12時、13時~16時)
・竹馬作り(13時~15時)
・マイ箸作り(15時30分~17時30分)
★木育ふれあいコーナー(10時~19時)
★来場者プレゼント苗木の無料配布(12時~、各日100本)
<問い合わせ先>
同実行委員会(県木材協会内)
098-868-3656
週刊タイムス住宅新聞
第1621号 2017年1月27日に掲載