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2023年11月3日更新
毛布とロープで 簡易ハンモック|アウトドア×減災⑧
那覇市曙にあるアウトドアショップ「燈人」のスタッフ・與那嶺康貴さんが「アウトドア×減災(災害による被害を少しでも食い止めるような行動や取り組み)」をテーマに執筆。今回のテーマは「簡易ハンモックを作って楽しく減災してみよう」です。
毛布とロープで 簡易ハンモック
那覇市曙にあるアウトドアショップ「燈人」のスタッフ・與那嶺康貴さんが「アウトドア×減災(災害による被害を少しでも食い止めるような行動や取り組み)」をテーマに執筆。今回のテーマは「簡易ハンモックを作って楽しく減災してみよう」です。
簡易ハンモックをつくってみました
警視庁のX(旧ツイッター)で紹介されている、毛布とロープを使った簡易ハンモックを作ってみました。少し難しかったですが、寝心地はなかなか良かったです
警視庁が紹介
涼しくなってきました。気持ちの良い風が吹き抜け、まさにデイキャンプやハイキングを楽しむ「行楽の秋」といえるでしょう。そんな時に覚えておいて損なし! なのが「簡易ハンモック」です。
警視庁警備部災害対策課のX(旧ツイッター)で簡易ハンモックのつくり方が紹介されており、これが意外と良くできていて楽しみながらもしっかりと「減災に活用できるロープワーク技術」&「地面で寝られないような災害現場でも使える対応力」が習得できそうな内容でした。
一人では少し難しい
早速、天気の良い日に、家にあった「棒2本、頑丈なロープ、毛布2枚、雑巾2枚」で作ってみることにしました。せっかくなので、景色が最高でハンモックを吊るのに向いていた木々がある南城市の「くるくまキャンプサイト」へ。
まずは頭側の木から2本のロープを伸ばし、棒に「巻き結び(クローブヒッチ)」をします。脚側も同じようにしたら、この2本のロープに毛布を巻き付けて完成です。
実際に作業してみると一人では少し難しかったので2、3人で楽しくやると良いかもしれません。特に支柱の木から2本のロープを均等に伸ばして巻き結びをするのが大変でした。また、毛布をロープに巻き付けるのも思ったより難しかったです。
あと、万が一毛布がバラけてハンモックから落下する恐れも考えて、地面にとがった石や硬い木の根っこなどがないかチェックして、あれば取り除いておきましょう。
今回は、キャンプ場の管理者へ使用する木の許可をとって設置し、使用した木にもロープを巻く際に当て布をして保護しています。
この簡易ハンモックで使用したロープワークの「巻き結び」は、日常でも活躍するはずなのでこの機会に覚えておくと良いと思います!
毛布の巻き付け方(断面図)
レッド:ロープ ブルー:毛布
キャンプ場でハンモックを吊るすときは、管理社へ使用する木の許可を取りましょう。木に当て布をするのも忘れずに!
よなみね・やすたか/沖縄ヤマハ内のキャンプギアコーナー「燈人(ともしびと)」スタッフ。那覇市曙1-8-10、電話=098・866・5365
[HPが新しくなりました!]https://sites.google.com/view/tomoshibito/
毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1974号・2023年11月3日紙面から掲載