[沖縄]アルコールや除菌スプレー あるもの活用しカビ対策|梅雨時期のお悩み|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

こども絵画コンクール

スペシャルコンテンツ

特集・企画

2022年6月3日更新

[沖縄]アルコールや除菌スプレー あるもの活用しカビ対策|梅雨時期のお悩み

ジメジメと蒸し暑い梅雨時、「気付いたら室内にカビが発生していた!」なんてことも。ハウスクリーニングを手掛けるハウス産業(株)の照屋守道さん(67)は、「亜熱帯気候の沖縄で避けては通れないのがカビ。対策としては、カビの生態を知り、発生しづらい環境をつくることが大切。コロナ禍でアルコールや除菌スプレーを常備しているお宅も多いはず。あるものを活用して、小まめな掃除を心がけて」とアドバイスする。カビ対策や発生した際の掃除方法などを紹介する。

教えてくれた人
ハウス産業株式会社の照屋守道さん
ハウス産業株式会社の照屋守道さん
◆問い合わせ先
☎0120(1213)29


Q1 原因は?

A 高い湿度やほこりなど

カビが生える条件として温度、湿度、栄養が挙げられる。空気中に浮遊しているカビの胞子は、温度が5度~35度前後の場所で、水分と栄養(皮脂汚れやほこりなど)があれば発育する。室温を5度以下や35度以上に保つのは難しいので、湿度や栄養の条件を取り除くことを考えよう。




 

Q2 防ぐには?

A 湿度を下げ、栄養源を断つ

除湿器やエアコンの除湿運転(ドライ)機能なども使って湿度を低く保つこと。結露などの水分をまめに拭き取り、髪の毛やほこり、皮脂汚れなどカビの栄養源を断つことも必須。また、部屋の隅々やベッドの下、クローゼットや靴箱、トイレなどに木炭を置いておくのもおすすめ。湿気を取るのはもちろん、嫌な臭いも緩和してくれる。効果が薄れてきたら木炭を天日干しするだけで再び利用できるので、半永久的に使えるエコなアイテム。炭は綿素材の袋など、通気性のいい袋に詰めて活用しよう。




 

Q3 発生してしまったら?

A カビは固く絞った布で拭き取り アルコールで2度拭きを

カビが生えてしまったら、①水気を固く絞った布でカビを拭き取り、ある程度キレイになったら、②アルコール剤やアルカリ洗剤を含ませた布で再度拭いて仕上げよう。乾いた布でカビを拭き取ったり、いきなりカビに洗剤やアルコールを吹き付けると、カビ菌を四方に舞い散らせる原因になるので×。拭き方は「一方向に」が鉄則だ。




 

Q4 発生しやすい所と対策法

A 水回りやエアコン、押し入れや靴箱など

浴室や洗面所などの水回りをはじめ、クローゼットや押し入れ、靴箱などの収納部、エアコンなど。水分やほこりがたまりやすいところや手が届きにくい所は特にカビが生えやすくなる。


エアコン「使い始める前」に掃除 2~3年放置したらプロに依頼!​

カビ対策で特に注意したいのはエアコン。掃除を怠っていると湿気とほこりがたまってカビの温床となり、スイッチを入れた途端、部屋中にカビ菌をまき散らしてしまうためだ。フィルターの自動掃除機能が付いているものはいいが、そうでなければフィルターをはずして洗うこと。ホームセンターなどで購入できるエアコン用のクリーニングスプレーを使うのもいい。

ただし、2~3年放置して汚れが蓄積している場合にスプレーを使うと汚れがドロドロになり、かえって配水管に詰まるなど故障の原因になる。その場合はプロに依頼しよう。
 


浴室 タオルやワイパーで水気取り 換気扇フル活用で完全乾燥

水回りの中でも浴室はカビが発生しやすい。入浴後は壁や床を熱湯で流しタオルやワイパーなどを使って水分を取り除く。その後、完全に乾燥するまで換気扇を回す。浴室の窓を開けて換気する場合は、窓が対面に二つ以上あり空気の流れを作ることができればいいが、窓が一つしかない場合は窓を開けずに換気扇のみを使う。窓を開けて換気扇を回すと、窓周辺の空気のみ換気され、床や壁周辺が換気されにくくなる。換気扇の掃除も忘れずに!




クローゼットや押し入れ、靴箱 木炭や新聞紙を活用 除湿と臭い対策も

除湿器や除湿剤などを使うのもいいが、狭い場所の湿気対策として力を発揮するのが、木炭などの炭。除湿はもちろん、狭い場所にこもった臭いを緩和してくれる。また、新聞紙も吸湿力があるので、押し入れや靴箱に敷くなど、炭と併用するのもいい。




 

水捨て不要で家中カラリ 除湿乾燥機「カライエ」


ハウス産業で取り扱う、住まい向け除湿乾燥機「カライエ」。本体価格は8万円(税別・取付工事費5000円)
ハウス産業で取り扱う、住まい向け除湿乾燥機「カライエ」。本体価格は8万円(税別・取付工事費5000円)

住まいのカビ対策に照屋さんが薦めるのが壁に取り付けて使用する住まい向け除湿乾燥機「カライエ」。

最大の特徴は水捨て不要で、24時間365日連続運転が可能な点。照屋さんは「室内の湿気を含んだ重たい空気を外に排出する仕組み。扉や引き戸を開け放っておけば、一般家庭なら1台でワンフロア、約25坪分の除湿ができます」と説明する。

カビが発生しやすくなると言われる60%より湿度が高くなるとスイッチが入り、低くなるとスイッチが切れる「自動運転」のほか、部屋干し時に便利な「パワフル自動」など使い勝手に合わせ四つの運転モードに切り替えが可能。「新しい畳ほど使われているイ草が湿気を吸いやすく、梅雨時はカビが生えやすいのですが、カライエを入れてからというもの、わが家はカビ知らず。湿気が低いと空気がサラリとしているので体感温度が下がって快適。クーラーが苦手な人にもオススメです」とも。

設置はエアコン用の配管穴に除湿ホースを通すだけと簡単。

◆問い合わせはハウス産業株式会社 
☎0120(1213)29まで。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1900号・2022年6月3日紙面より掲載

特集・企画

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:1370

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る