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2021年10月8日更新

【沖縄】2級土木施工管理技士補26人合格![集まれ! スゴ技学生-14-]

Vol.14 当連載では、ものづくりの大会で入賞したり難関技能検定に合格などした学生を紹介する。
今年6月に行われた「2級土木施工管理技術検定」の第1次検定で、沖縄工業高校土木科3年から26人が合格。コロナ禍の休校など限られた勉強時間の中で、仲間と教え励まし合って国家試験に挑んだ。

教え合う仲間が励みに

 2級土木施工管理技士補になった26人
(沖縄工業高校土木科3年)


2級土木施工管理技術第1次検定に合格した26人。合格者は新制度により「技士補」と称され、実務経験を積み、現場管理者になるための2次検定にいつでも挑戦できる


「2級土木施工管理技術検定」は、国土交通大臣が指定する国家試験の一つ。道路といった土木工事の現場管理に欠かせない資格だ。試験は土木工事の知識が問われる第1次検定と、現場管理者としての能力が問われる第2次検定がある。

本年度から新しい試験制度が導入され、第1次検定合格者は「土木施工管理技士補」と称されるように。また、一定の実務経験を積めば、第2次検定にいつでも挑戦できるようになった。

沖縄工業高校土木科では、26人が2級土木施工管理技士補になった。同校3年生の寺浦隼矢さんは「高校に入学するときから目指していた大きな資格を取ることができてうれしい」と笑顔を見せる。同3年生の國吉正嗣さんも「土木の仕事に進むなら必須とも言える資格。入学前からの目標が達成できて良かった」と喜ぶ。

2人とも部活をしながら勉強に励んだ。コロナ禍で休校となるなど、厳しい環境にあったが、放課後の講習会に参加したり、過去問を繰り返し解くなど自習にも力を注ぎ、結果につなげた。

「同じ試験を受ける人が多かったので、友達同士で分からないところを教えあったり、お互いの存在がモチベーションになった」と口をそろえる。


代表して取材に応じてくれた寺浦さん(右)、國吉さん。「過去問を何度も繰り返し解いて試験対策をした」と話す

社会の役に立ちたい

続く後輩たちへ「試験は法規や計算など覚えることが多く、試験直前に詰め込む方法では無理。目標や計画を立て、1年の時から意識して取り組んだ方がいい」と2人。ともに卒業後は就職し、現場での実務経験を積んで第2次検定に挑むという。

県外就職を目指す寺浦さんは「日本の7割は山地で海に面しているので、災害に強い場所に改善したい。それは土木の仕事が持つ大きな意味の一つ。それに携われる仕事に就きたい」と将来を語れば、國吉さんも「人々がより生きやすく、過ごしやすくなるよう、土木の仕事を通して手助けできる人になりたい」と目を輝かせた。
 
◆諸見里真哲先生からメッセージ
コロナ禍で休校となるなど、いろんな制限がある中、新しい制度になってから初の検定に、26人の生徒が合格したことは大変うれしい。私たちが生活する上で必要な道路やダムなどの社会基盤整備、社会に貢献できる土木技術者となれるように期待しています。



★難関技能検定に合格した学生や、ものづくりコンテストで入賞した学生を募集します。
 タイムス住宅新聞社(電話=098・862・1155)かメール(h.jyuutaku.jht@gmail.com)にご連絡ください。
 内容を精査した上、記者が取材に伺います。
 

取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1866号・2021年10月8日紙面から掲載

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