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2021年7月2日更新
【沖縄】暮らしにアウトドア④
沖縄ヤマハ(那覇市曙)の店内でアウトドアグッズコーナー「燈人」を担当する與那嶺康貴さんがアウトドアギアを紹介します。
電動アシスト自転車でGO!
今回は最近人気の電動アシスト自転車の体験ルポです。那覇から瀬長島を一周して、糸満までサイクリングを楽しみました!電動アシスト自転車で糸満市の海岸へ。お気に入りのコーヒーを入れて休憩。椅子一つで楽しめる「チェアリング」でリラックスタイムを過ごした
※写真の道具は私物。必ずしも燈人で販売しているものではありません
コロナ禍で販売台数増
コロナ禍で通勤・通学時に密を避けたり、近年のアウトドア人気で、昨年の電動アシスト自転車の国内販売は前年比5.7%増の約74万台と、かなり好調です。さらに、那覇市を中心に電動アシスト自転車がレンタルできる無人ステーションも増えました。スマホで簡単に予約・決済できることから「ちょっとそこまで」と気軽に利用する方もだいぶ増えてきています。
環境に優しく、維持費もバッテリーの充電代のみ。もちろん免許もいらないと、良いことずくめの電動アシスト自転車。
ですが、本当にそこまで快適にアシストしてくれるの? バッテリーはどのぐらい持つ? などギモンに思っていることがいくつかあります。ってことでチャレンジしてみました!
乗ったのはヤマハの電動アシストロードバイク「YPJーER」(メーカー小売希望価格35万2000円・税込み)
密を避け快適サイクリング
6月某日、天気は曇り。午前中まで土砂降りだった雨もすっかりやんだ午後2時、那覇市曙にある沖縄ヤマハを出発。目指すは糸満市の海岸。日頃の運動不足となかなかキャンプもできないストレス発散も兼ねて、初心者丸出しでサイクリングスタート! 格好はあえて通勤時をイメージしてシャツを着用。靴も普通のスニーカーで乗ってみました。乗ってすぐに気づく快適さ。ギアチェンジもスムーズでモーターにサポートされてるのがよく分かるぐらいグングン進んでいきます。あと、自転車に乗っていると風があるので汗も乾きやすいようです。休憩している時の方が、汗が出る感じでした。比較的高低差が少ないルートなのでバッテリーの減りも少なく感じます。(片道でも10%ぐらいの消費)
途中、少し晴れてきたので豊見城市の瀬長島を一周。サイクリング初心者の私でも観光を楽しむ余裕があるほど楽々でした。リュックの積載を減らすため、途中のコンビニで氷と水を調達し無事糸満市の海岸へ到着しました。ここまでの距離は約21km。休憩を入れて約1時間30分くらいでした。
リュックからチェアとテーブルを出してコーヒータイム。周りとの距離をしっかり取りながら、椅子一つでできるアウトドア「チェアリング」を楽しみました。座ってボーッと空を眺めていると、遠くに晴れ間が見えてきました。約1時間ほど海岸で休憩したのち帰路に。
平坦な道でも快適さが分かる。特に坂道は楽々だった
帰りの糸満道路に架かる「糸満高架橋」や豊見城道路の「与根高架橋」の上りはほぼ電動アシストのお世話になりっぱなしでした。本当にスイスイ上ってくれるので助かります。合計距離は約37.5km。帰ってからのバッテリー残量も78%でだったので、まだまだ遠出しても安心して乗れますね。
緊急事態宣言が開ければ、夏休みがやってきます! 皆さんも水分をしっかり取りつつ、ソーシャルディスタンスを保つなどマナーをしっかり守って楽しいアウトドアライフをお過ごしください。
よなみね・やすたか/沖縄ヤマハ内のキャンプギアコーナー「燈人(ともしびと)」スタッフ。店舗は那覇市曙1-8-10、電話098・867・3359
www.ysp-nahaakebono.com
毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1852号・2021年7月2日紙面から掲載