マラセチア菌による病気を防ぐ|ねこと暮らそう[6]|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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2020年9月18日更新

マラセチア菌による病気を防ぐ|ねこと暮らそう[6]

文・写真 田場正親
たば・まさちか/猫や犬の殺処分数や、飼育できる物件の少なさに衝撃を受け、「足りないのは愛情よりシステム(部屋)」を合言葉に、猫専用アパート「まやちぐら」を夫婦でゼロから作っちゃった猫好きな人。犬も好き。


エリザベスカラーを付けたのす。患部を引っかかない対策が大切

 

湿気対策と耳掃除で予防

わが家の愛猫「のす」は現在、耳にかさぶたができたり、はがれて血が出たりを繰り返していたのでエリザベスカラーをしています。

動物病院で調べたところ「マラセチア」という菌が原因の外耳炎でした。この菌は正常な皮膚にも普通に存在する常在菌で、通常なら無害ですが、量が増えると病原体へと変化し、外耳炎や皮膚炎につながるそうです。

マラセチアが増殖する原因は遺伝的なものから、湿気、耳アカ、ストレス、アレルギー、体に合わないシャンプーなどさまざま。

特に湿気の多いところは大好きだそうで、のすの場合も湿気が原因で増えたのではないかという診断でした。幸いにも軽度でしたが、ひどくなると炎症の悪化で皮膚が赤くなったり、症状が治りにくくなるようです。


除湿器やエアコンを活用

菌が原因なので、目に見える症状がないと意識することは難しいですが、予防策として耳などの湿気がたまりやすい部位をよく拭いたりして水分を取り除いてあげましょう。耳が垂れている種類の子は耳の中が外気に触れる機会が少なく、特に湿気がたまりやすいので意識してあげましょう。

また、何より湿気の多い環境をつくらないことが大切。わが家では除湿機やエアコンの除湿機能で湿度管理に気をつけています。天気の良い日には網戸にして風を入れ、部屋の気持ち良さを保てるように努めています。

耳アカの掃除をして清潔を保つのも忘れずに。ただ、知識の少ない状態で、綿棒などを使い耳掃除をしてはいけません。耳アカを奥へと押し込んでしまう危険があるためです。猫が耳をかゆがったり耳アカがあるのを見つけたら、病院でプロに取り除いてもらい、普段のケアのアドバイスを習いましょう。

アレルギーなどの体質によって菌が増えやすい、または治りにくい子は、まず元々の疾患を治療することから取り組むのがベスト。そして、このマラセチア菌、とてもかゆくなるそうです。頻繁に耳や皮膚をかく様子が見られたら、早めに病院へ連れていきましょう。


触れ合い通して異変に気付こう

のすは耳をひっきりなしにかいていたわけではなく、気付いたら耳が傷付いて血が出ていたので、最初は「たまたま強めに引っかいちゃったのかな」と思っていました。しかし、かさぶたになってからの治りが遅かったことで病院へ連れていく判断をしました。

一緒に過ごす中で何げなく気になったことが、思わぬ病気の早期発見につながることもあるので、触れ合いを通じて細かな異変に気付いてあげたいですね。


のす(写真左)を心配するビビ。のす本人は割と元気な様子



文・写真 田場正親
たば・まさちか/猫や犬の殺処分数や、飼育できる物件の少なさに衝撃を受け、「足りないのは愛情よりシステム(部屋)」を合言葉に、猫専用アパート「まやちぐら」を夫婦でゼロから作っちゃった猫好きな人。犬も好き。
 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1811号・2020年9月18日紙面から掲載

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