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2019年11月8日更新

ようこそ♪DIYの世界へ 材料基準にサイズ調整

#20 今回は1枚の大きなパネルから「TVボード」を作ります。材料の大きさを基準にして、完成品のサイズを調整したのがポイントです。組み立て自体はそれほど難しくありませんが、埋木のタイミングなどには気を配りましょう。

TVボードを作る

▲TVボード

使う道具
・電動丸ノコ(のこぎり)
・のこぎり(アサリ無し)
・鉛筆
・ドリルドライバー
・ドリルビット(錐、ダボ錐)
・メジャー
・クランプ
・木工用接着剤
・スコヤ 
・差し金
・紙やすり(目の粗さは100番くらい)
・金づち

材料
・パイン集成材=右写真
 (厚さ18ミリ×幅910ミリ ×長さ1820ミリ)…1枚
・ホワイトウッド
 「2×4」(厚さ19ミリ×幅89ミリ×長さ900ミリ)…1本
・スリムビス
 (長さ40ミリ×太さ3.3ミリ)…18本
 (長さ50ミリ×太さ3.3ミリ)…15本
・ダボ(直径8ミリ×長さ30ミリ)…8個

正面図



木取り図
※単位はミリ。各パーツの間にある「5ミリ」はノコギリなどの刃の厚みを示す

▲【パイン集成材】


▲【ホワイトウッド】



▲集成材パネル


▲ホワイトウッド


接合部に隙間なし
今回、脚以外の材料は全て1枚のパネルからとっています。これは、いつものようにホワイトウッド(いわゆる2×4材)を使おうとしたところ、求めている幅が店頭になかったためです。

そこで集成材のパネルをカットし、材料をそろえることにしました。このとき、注意したのは、板を無駄なく使えるよう計算すること。例えば、奥行きは350ミリではなく、295ミリにしたことで、購入するパネルは1枚で済みました。持ち帰る際はカットサービスを利用しました。

また、角を面取りされたホワイトウッドではなく、集成材のパネルをカットして使ったので、材と材の間も隙間なく仕上げることができました=下写真。







島袋清成(しまぶくろ・きよなり)/INTERIAN代表、インテリアデザイナー。家具デザインを得意とし、インテリアをトータルで提案する。トリップショットホテルズ・コザのリノベーションも手掛けた。
050-1240-4059

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編集/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1766号・2019年11月8日紙面から掲載

 

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出嶋佳祐

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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。

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