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2021年6月11日更新

[沖縄・モデルハウス&ルーム]大晋建設㈱|県内企業応援企画

[大晋建設㈱|県内企業応援企画]「落水荘」でおなじみ、近代建築3大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライト。その思想が息づく「オーガニックハウス」を展開中の大晋建設㈱が、北中城村ライカムにモデルハウスを公開中だ。涼をテーマに沖縄の気候風土にも適したグレンリッジシリーズで、「自然を感じる心地良さ」を生み出す工夫が満載だ。

自然感じる心地良さ追求
ライトの思想息づく住み継げる家 
印象的な石使いと伸びやかな水平ラインが美しい外観。植栽などの外構も含めてデザインされている
和室は涼がコンセプト。雪見障子越しに見えるよう水盤を設置。床の間の間接照明には琉球ガラスをイメージしたデザインガラスが使われている


「オーガニックハウス」とは、ライトが提唱する、自然界の生物のように機能的で美しく普遍的な「有機的建築」の理念を反映させたもの。フランク・ロイド・ライト財団から認定を受けている。同社住宅営業部の渡嘉敷真課長は、「暮らしの中に自然を導き入れると、人は心地いいと感じる。モデルハウスには、『自然と融合することで生まれる心地良さ』を目指したライトの思想や技法が、ふんだんに盛り込まれています」と話す。

モデルハウスは木造平屋の3LDK。家族が集うLDKは、クリアストーリー(高窓)から柔らかな太陽光を室内へと誘う。天井と庇の高さをそろえた造りも、開放感を高めている。パブリックスペースは使い勝手のいいオープンな空間ながら、天井高を変えることで緩やかにエリア分け。リビングはあえて天井高を抑え、落ち着きを演出した。


沖縄の気候風土にも配慮

亜熱帯気候・沖縄での住み心地も追求。窓外には、深い軒が日差しを遮り風をよぶ雨端空間を設置。玄関先には地元産の本部石を敷き詰め、さらりとした感触が心地いい木を家中に使っている。和室では、雪見障子越しに眺められる水盤が一服の清涼感をもたらす演出も。住むほどに伝わる自然の心地良さが、五感を呼び覚ます住まいなった。

「本当に良いデザインは、決して色あせることはない。長く住み継げる上質な住まいを、ご体感ください」と呼び掛けた。見学は10時~17時の完全予約制。水曜定休。0120・310・859まで。

 

掃き出し窓だけでなくクリアストーリー(高窓)や坪庭からも光が差し込む明るいLDK。石や木材などの自然素材に加え、ライトの好んだ幾何学模様も随所に施され、上品なたたずまい。窓や建具、天井、庇まで高さをそろえ内外をつないだことで開放感を高めている。クリアストーリーは換気・排熱にも一役買う。


本部石を敷き詰めた玄関。石壁は坪庭・ホールからダイニングへと続き、内外の一体感を高める

和室は涼がコンセプト。雪見障子越しに見えるよう水盤を設置。床の間の間接照明には琉球ガラスをイメージしたデザインガラスが使われている
 



<問い合わせ>
大晋建設㈱
電話:0120・310・859


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1849号・2021年6月11日紙面から掲載

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