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2019年12月6日更新

カーテンde暮らしワクワク⑨|アレンジいろいろ 自由な発想で

文・安次嶺実奈子(カーテンアドバイザー)

「レースカーテン」の楽しみ方で暮らしにワクワク感を
日中よく目にしているのは、薄手のレースカーテンですよね。お客さまの声でも「よく見るのは、レースカーテンだからこだわりたい」という方が多いです。今月は一工夫でこだわりの仕上がりになるレースカーテンのアレンジ法をお伝えします。

◆カーテンとレースを逆に取り付ける
レースを室内側、カーテンを窓側に取り付けた例。レースに透け感がある方が後ろのカーテンの色が反映され、閉めた時(写真下)にレースがより際立ちます。写真下②はレースを開けた状態。

▲①

▲②

◆カーテンはかけず、レースだけにしてバランス(前飾り)を作る
上部のバランスとメインとなるレースカーテンを同じ生地で作っているので、統一感が出て、ゴージャスな雰囲気を出すことができます。



◆出窓をレースで楽しむ
優雅なM字の開口部に、両端が長くなだらかなラインの出窓用レースカーテンを取り付けた例。出窓用デザインはW型、ストレート、写真のようなアーチ型など種類があるので、好みに合わせて選ばれるといいですね。


◆小窓を楽しむ
上左はツッパリ棒に通す縫製方法で、レースを2重に縫い付けたもの。手前のレースを、リボンが付いた面ファスナー式のタッセルで縛っても、2重になっているので外からの目線は気になりません。

上右のように、両開きになっている生地の内側と下部にフリルを追加すれば、かわいらしさを演出できます。

補足として、上部のフックの部分は、通常のつまみ縫製でもいいのですが、デザインによってはギャザーにするのもオススメです。




◆番外編
左上はエステサロンでの事例。天井部分をレースで隠したいということで、ギャザーをたっぷりとって施工しました。右はカーテンとレースで作ったテーブルクロス。レース部分は片ヒダ縫製で仕上げています。

レースカーテンと言ってもアレンジはいろいろ。自由な発想で楽しんでみてくださいね。






あしみね・みなこ/創業38年の新築デザインカーテン専門店、近光インテリアのカーテンアドバイザー。3000軒以上の施工実績を持つ。098-945-4723


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1770号・2019年12月6日紙面から掲載

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