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2021年5月21日更新

[ソファ一新!]張り替え、買い替え

快適なおうち時間に欠かせないソファ。見た目や座り心地が悪くなってきたら、張り替えや買い替えでリフレッシュしてはいかがだろう。

張り替え 着物や古着のリメイクもOK

[沖縄]建材ピックアップ ソファ 張り替え後アフター。あちこち汚れの目立つ古い一人掛けのソファを張り替えた。背もたれ部に使った生地は旗。大胆な柄はインパクト大。「必要に応じて中のウレタンやバネの修理もするので、座り心地もよみがえる」と宮里代表

[沖縄]建材ピックアップ ソファ 張り替え前
ビフォー


3人掛けソファで約7万

愛着のあるソファだけど、汚れや破れが気になる。長く使っているうちにへたってきた。そんな場合は、「張り替えをすれば、新品同様に生まれ変わる」と、インテリアのオーダーメード製作などをする「クッションハウスミヤザト」の宮里英樹代表は話す。「布や革など、好みに合わせて張り替えられる。革のソファを布張りに替えたり、逆も可能」

ちなみに、「布のソファは肌触りがよく、色やデザインが豊富。革は、高級感があり強度が高い。でも高価なのがネック。小さいお子さんやペットがいるご家庭は、比較的安価で、汚れもさっと拭ける合皮を薦める」とアドバイス。

表の生地だけでなく、「中のウレタンやスプリングも補修するので、座り心地もよみがえる」。骨組みが折れていても、「よっぽどひどくなければ修理可能。思い入れがあるソファや椅子なら、まずは専門店に相談してほしい」と話す。

張り替え費は、ソファの状態や使う生地によって変わるが「目安としては、ソファの購入価格の6~7割。15万円の3人掛けのソファを約7万円で張り替えたケースもある。ただし、2~3万円くらいで購入したソファの場合、張り替えの方が高くつくこともある」という。

[沖縄]建材ピックアップ スツール 座面張り替え
座面を張り替えたスツール。この座面は「浴衣を使って作った。ある程度、強度があれば使用可能」


生地の自由度は高い

ソファに使う生地は「ある程度、強度があれば使える。お客さんの要望で、浴衣を座面にしたことや、旗を背もたれ部分に使ったこともある」=左上写真。

タンスの奥で眠っている着物やパッチワーク、ジーンズなどで張り替えることもできるそうだ。

また、「カーテンと同じ布をソファに使うこともできる。お部屋の統一感を求める人は、それも一つの手」

既存のソファを好きな生地で彩れば、より愛着も増す。

[沖縄]建材ピックアップ ベンチ・チェア 張り替え
アフター。古いベンチとチェアも張り替えしてイメチェンした例。「張り替え時に骨組みなどもチェックするので、見た目も新品同様になる」


ビフォー


かりゆしウエアをクッションに

[沖縄]建材ピックアップ かりゆしウェア クッション
クッションハウスミヤザトでは、お気に入りのかりゆしウエアをクッションに仕立てる「かりゆしクッション」の製作依頼も受け付ける。奮発して購入したけれど古くなってしまったかりゆしウエアや、着る機会がなくタンスにしまっているものを「日常的に使ってほしい」と宮里代表。価格は4400円(税込み)。※かりゆしウエアは持ち込み。


 DATA 
クッションハウスミヤザト
沖縄市与儀3-2-7
098・933・1386



 

買い替え 人気は「広い座面」と「可変性」

[沖縄]建材ピックアップ マックスプラス クルーゼカウチソファ
マックスプラス泡瀬店の人気ナンバー1ソファ。座面が広く、ゆったり座れる「クルーゼカウチソファ」。スツールまでセットで14万800円(税込み)。優しい手触りも人気


背もたれ低めで窮屈感減

コロナ禍で、家具のトレンドが変化している。より「リラックス感」や「癒やし」を求める人が増えた。ソファも「ゆったり座れるタイプが人気。座面が広いものが売れている」と「マックスプラス」の家具アドバイザー・田中瑞希さんは話す。

同店で一番人気のソファは、足を伸ばしてくつろげる「クルーゼカウチソファ」。スツールまでセットになっていることや、「やわらかい肌触りも人気のポイント」だそう。

座面は広いが背もたれは低め。「これもトレンドの一つ。背もたれが高いソファは、ある程度広い部屋か天井高がないと、空間に圧迫感を与えてしまう。背もたれが低くても、座面が広いとゆったり座れる」

また、背もたれを自在に動かせる「ネムルソファ」=右=も同店のイチオシ商品。名前の通り、背もたれを取ればベッドに早変わりする。「二人並んで座るも良し。それぞれ違う向きに座るも良し。可変性の高さが、現代のニーズにマッチしている」

その可変性をよりアップしたのが姉妹品「アグラカクソファ」だ。背もたれを動かせるだけでなく、1台ずつ購入することができ、「家族の変化に合わせて買い足せる。ベッドにもなるので民泊施設の需要が高い」と話す。

[沖縄]建材ピックアップ マックスプラス ネムルソファ同社オリジナル商品「ネムルソファ」。9万8780円(税込み)。背もたれを自由に動かせ、どければシングルベッドになる

[沖縄]建材ピックアップ マックスプラス ネムルソファ
背もたれを取ればシングルベッドに!


店と家 広さの違いに注意

ソファを購入する際、「店舗と家とではサイズの印象が結構変わる。実際、家に置くと『思ったより大きい!』と感じることもあるので、ソファを置く場所のサイズをきちんと把握することが大切」とアドバイス。

ソファは「くつろぎ」の要。納得いくものを選ぼう。

[沖縄]建材ピックアップ マックスプラス アグラカクソファ(エアレザー))
1台から購入でき、可変性の高い「アグラカクソファ(エアレザー)」。2台で8万7560円。(税込み)
 

中古品の代行販売「リ・オーケー」


リビングデザインスクエア泡瀬の地下にあるリ・オーケーのソファコーナー

(株)大川では、中古家具などを預かって出品者が決めた価格で販売する、中古品代行販売「ReOK(リ・オーケー)」事業も行っている。

売れなければ毎週値下げしていくことで高い成約率を誇る。出品者は最終販売価格の40%を受け取れる。ちなみにソファの場合、座面がへたっていたり、表面がひび割れていたり、バネがでているものは出品不可。

詳細はリ・オーケーホームページ(https://reok.jp)で確認。電話=098・930・4900(午前10時~午後7時)

※中古家具の店舗持ち込みは随時受け付けているが、回収受付は混み合っているため6月末から
 


このソファは、1万4000円で売れたそうだ


 DATA 
マックスプラス
沖縄市与儀3-20-1
098・930・0002
www.maxplus.jp


編集/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1846号・2021年5月21日紙面から掲載

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スタッフ
東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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