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2023年12月29日更新

[琉球風水でコーディネート]2024年は三碧木星 新たな出発と成長発展|伝統工芸を主役に健康運を高める

2024年は三碧(さんぺき)木星の年。三碧木星は五行では「木」を表します。1日では夜が明けて朝日が出る時間。1年では、春が訪れ植物が芽吹き天に向かって伸びていく季節。新たな出発と成長発展の運気をつかさどります。健やかな成長発展の土台は心身の健康であるため、健康運もつかさどります。取り入れやすいダイニングルームのデコレーションとテーブルコーディネートで、三碧木星の良い運気を呼び込んでみませんか? (文・写真/東道里璃)

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とうどう・りり
琉球風水師・風水空間プロデューサー・著者。沖縄ウェルネスツーリズム観光体験プログラムの風水聖地ツアー、工芸品の食器コーディネート体験を実施。風水改善リフォームの設計施工、沖縄インテリアデコレーター資格講座運営


空間コンセプトは「沖縄オリエンタルスタイル 2024年三碧木星Ver.~健康運を高めるグリーンポットラックパーティー」。インテリア様式は「オリエンタル」、世界観は「琉球」、風水は「三碧木星」を軸に設計しました。

オリエンタルスタイルは、西洋的なインテリアに東洋的な異国情緒漂う素材やモチーフを取り入れるのが特徴です。オリエンタルとはヨーロッパから見た「東方」を意味します。モロッコなどの中東から中国、日本、沖縄、インドネシアなどのアジア諸国まで広い範囲を含みます。今回は沖縄の伝統工芸品を主役にしているので「沖縄オリエンタルスタイル」としました。

使用するのはディナープレート、グラス、花器、ランプは琉球ガラス。テーブルナプキンとネームカードには紅型を選びました。ディスプレーの龍の飾り盾は琉球漆器。テーブル中心に置いた3段トレー、折敷(おしき)、箸は、漆・合成樹脂の混合塗装やウレタン塗装により制作されたものです。


テーマカラーは緑

三碧木星の運気を得るためテーマカラーは緑に設定。テーブルクロスやテーブルナプキンなどのテーブルウエア、月桃、フクギ、シークヮーサーなどのフードや飾り付けで緑を入れています。庭にあるもので飾り付ければ、テーブル装飾も気軽に実践できます。


視線がとどまる所を美しく
デコレーションスペースは琉球風水の氣の流れの鑑定を使い「視線の流れがとどまる場所」に設置。インテリア用語ではフォーカルポイントと言います。家の中を歩き、自分が何を見て暮らしているのか意識すると、フォーカルポイントはおのずと分かります。視線のとどまる場所に美しいものがあればご機嫌でいられます。デザイン的にはデコレーションスペースとテーブルの両方に漆を使い、統一感を持たせています。


華やかな色柄で陽の氣プラス
ダイニングルームは人が集まる陽の空間で、陽の氣を強めたい部屋です。しかし、三碧木星からテーマカラーを緑に設定したため、陰がやや強くなりました。そこで、紅型の華やかな柄、ブーゲンビリアのマゼンタやグラスの赤で陽の氣を補い陰陽のバランスをとっています。食事がおいしく感じ、明るく楽しい気持ちになり、会話も弾みます。多色使いをしてもトーンを統一するとまとまります。

 


毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」年末年始特別号
第1982号 第1集・2023年12月29日紙面から掲載

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