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2023年10月27日更新

[タイムス住宅新聞社賞・インテリア産業協会賞・審査員特別賞]第8回こども絵画コンクール 入賞作品が決定!

沖縄県内の小学生から夢の家を描いた絵を募り、優れた作品を表彰する「こども絵画コンクール」(主催・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)。第8回となる今回は、391作品の応募があり、海や花笠、赤瓦など沖縄らしさがあふれる家も多く見られた。

 


塩谷翠咲(みさき)さん 彩橋小2年(うるま市)

『どうぶついっぱい、ハッピーわたしのおうち』
絵をかくのは、大変だったけど、賞をもらうことができてうれしかったです。屋根の部分をかくのがとてもむずかしかったので、屋根の写真をとって見ながらかきました。自分の絵が新聞にのるなんてうれしいです。

 審査講評  
青空に映える家で、赤い瓦と白いしっくいが丁寧に描かれています。真っ赤な太陽、白い雲、緑いっぱいのお庭に赤瓦の家、全体的に優しい色彩が沖縄らしいゆったりとした時の流れを感じさせます。家の人やたくさんの生き物たち、シーサーや雲まで、みんなが笑顔で描かれていて、とても楽しそう。見ている側もハッピーな気分にさせてくれる素晴らしい作品です。(仲宗根)


 

 



陶山(すやま)心春さん 城北小5年(那覇市)
『ガチャガチャハウス』

毎日ガチャガチャから何がでてくるか分からないからワクワクドキドキする家があったらいいなと思って描きました。今回の絵はインテリアにこだわって描いた絵だったので、受賞できて嬉しいです。

 審査講評  
球体のお部屋がすべて違ったデザインになっていて、とても楽しい絵です。椅子や机などの形もユニークで、実際にこんな形のものがあったらいいなと思えるものばかり。暮らしている人の表情も笑顔に満ちて描かれており、全体に明るい色使いも楽しさを表しています。家の中のいたる所にあるガチャガチャから何が出てくるかワクワクする気持ちが伝わってきます。(江橋)




 




照屋孝治(よしはる)さん 真地小2年(那覇市)

『百かいだての家
家族4人ですんでいます。とても速いエレベーターがあって100かいまですぐ行けます。97かいはとてもおいしいレストラン、98かいは世界一のトイレ、99かいにはあそべるおふろ、100かいにはふかふかのベッドがあります。

 審査講評 
青い空と雲の色づかいがとても印象的で、100階建ての家が天空にそびえ立つ様子が上手に表現されています。一番上の部屋から見える景色ってどんな感じ? どこまで見渡せる? ここには描かれていない94階から下のフロアにはどんな部屋があるのかな? 想像するとワクワクしますね。(仲宗根)





新崎ひよりさん 嘉数小3年(宜野湾市) 太陽の子学童クラブ
『ミュージックハウス』

絵に描いている音ぷや、まわりの色ぬりなどをがんばりました。音楽が聞けて、家族みんなが笑顔いっぱいで住める家です。

 審査講評 
壁と床のレインボーが奥行きを感じさせます。斜めの線もうまく生かしたアイデアです。音符が楽しく浮かんでいて踊っているようですね。真ん中で踊るのはひよりさんでしょうか? 床に映るひよりさんの影も踊っていて、照明効果もばっちり。時計も数字もレインボーです。この絵はぜひ少し離れて見てください。広がりを感じますよ。(金城)





我那覇明来(めいな)さん 糸満小3年(糸満市)
『森のおとまり屋』

たくさんの動物や森の生き物が笑顔ですごしている様子を描きました。私はよく絵をかくので、この賞をもらえて、とてもうれしいです。この絵は、まいごの人間や森の動物、旅人などがおとまりできる、森の中にある、お山の形をしたお家です。動物が、安心して生活できるようなお家があるといいです。これからももっと絵をかきつづけて上手になりたいです。

 審査講評 
森のおうちから、わーい! わーい! と楽しそうな声が聞こえてきそうです。たくさんの動物たちが泊まっているのですね。木登りをしたり、ご飯をたべたり、お勉強したり、一緒にお風呂に入ったりと、動物たちとの仲の良さがうかがえ、つい笑みがこぼれてしまいます。表情もとてもすてきで、表現力豊かな絵ですね。(山城)




大石麗(うらら)さん 西小4年(伊江村)
『理想のファミリーハウス』

かぞく皆が気持ちよく楽しく暮らせるような家を描きました。家の外は昼と夜バージョンどちらもかきました。エレベーターがあったり、一人一人に部屋があります。ベッドの柄や花びんの花などこまかいところもていねいにかきました。

 審査講評 
この絵は、よく見ていただくと各部屋の家具が細部まで細かく丁寧に描かれています。また、インテリアのデザインや色使い、物の形・模様などまで非常によく考えられていて、見ていると楽しい気持ちになります。きっとこの絵を描いた大石さんは普段からいろいろなものに興味を持ち、細かく観察することが出来るのでしょう。これからもたくさん絵を描いてほしいと思います。(江橋)


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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1973号・2023年10月27日紙面から掲載

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