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2022年7月29日更新

[沖縄]建築系学科がある専門・専修学校④|I.D.A(インターナショナルデザインアカデミー)(浦添市)

建築業界を担う人材になることを目的に、短期間で専門的な知識や技術を学べる専門・専修学校。建築系学科の特徴や、同学科を有する3校(サイ・テク・カレッジ那覇、パシフィックテクノカレッジ、インターナショナルデザインアカデミー)の特色を紹介する。

建築・インテリア 3年間で両方学ぶ



I.D.A(インターナショナルデザインアカデミー)インテリア・建築デザイン科は

2020年度から3年制になり、建築もインテリアもじっくり学べる。

資格取得とともに重視しているのが、発想力と表現力を養うこと。例えば1年次から毎週、住宅のコンセプトと模型を製作し、プレゼンまで行う「発想トレーニング」の授業を行っている。

※オープンキャンパスは毎月2回開催。8月は6日(土)と27日(土)。

過去の進路状況/就職率は5年連続100%、正社員率も100%(就職希望者に対する)。県内設計事務所やインテリアコーディネート系への就職が全体の7割。施工管理などの仕事が3割程度。
 
◇      ◇      ◇

I.D.Aの「インテリア・建築デザイン科」はその名の通り、建築もインテリアも学べるのが大きな特徴。2020年度からは、他の専門学校よりも1年長い3年制となり、さらに幅広い知識と技術を習得できるようになった。

「資格取得だけでなく、発想力や表現力を磨くことも重視している」と同科の亀島先生は話す。というのも、県内の建築・インテリアコーディネーター団体から「技術や知識は就職してからでも教えられる。しかし発想力や表現力、コミュニケーション力などは早くから磨いてほしい」という要望があったからだ。

例えば1年次の「発想トレーニング」の授業では毎週、お題に沿って住宅を設計。週1で、模型を作って発表まで行う。「かなりのハードスケジュールだが、生徒たちは互いのアイデアを見たり、質問をすることで気づきがあるようだ。こうしたプレゼンやグループディスカッションの場を多く設けている」。

ショールーム見学などの課外授業も積極的に行う。ほかにも「社会学マーケティング」という授業では、「社会問題をデザインで解決する方法を考える。校外にも目を向け、視野を広げることを目的としている」


1学年15人の少人数制

定員は1学年15人と、他校の約半数。「少人数制でしっかりと学ぶことができるほか、学年をまたいだ交流も多い」と亀島先生。

また、担任と就職担当の複数体制で「就職内定率は5年連続100%(就職希望者に対する)。在学中だけでなく、卒業後の再就職もバックアップする」とアピールした。



 わが校のここがイイ! 

インテリア・建築デザイン科
石原愛華さん(1年)=左、宮城正平さん(3年)


◆I.D.Aのインテリア・建築デザイン科を選んだ理由
(石原)将来は、イベントや舞台の空間づくりをやりたい。そのためには建築だけでなく、デザインについて幅広く学びたいのでここを選んだ。
(宮城)ものづくり全般が好きなので、家具設計やインテリアまで学べるところが良いと思った。

◆大変なこと、良かったこと
(石原)毎週、お題に合わせて住宅模型を作る授業は大変。特に皆の前でのプレゼンは緊張する。でもすぐ次の締め切りが迫ってくるので、落ち込む時間もない。同じお題でも全く違うアプローチをしている人がいたり、思いもよらぬ質問を受けたり、刺激を受けている。
また、3年制だから少し余裕がある。休みの日は同じ科の先輩と建築巡りをしている。
(宮城)本来、「発想トレーニング」の授業は1年次だけど、3年次の僕も参加させてもらっている。周りの意見を聞きながら空間をブラッシュアップしていく作業は、設計の実務に近いように感じる。

◆将来の夢
(宮城)現在、県内の建築士事務所でアルバイトしている。まだまだ分からないことだらけだけど、学校で学んだことを生かして住宅設計に携わりたい。そのためにも卒業したらすぐに、2級建築士の資格を取りたい。



 県内企業との連携授業も 
同校は課外授業にも力を入れる。県内企業の協力を得て、実在マンションのリノベーション計画を立てたり、ショールームで壁紙や床材に触れながらインテリアコーディネートを学ぶ授業も行っている=写真。亀島先生は「机上の学びだけでなく、積極的に校外に出て社会のニーズに合わせた提案力を養う」と話した。


関連記事:建築系学科がある専門・専修学校①|即戦力を育てる 業界需要も多い
     建築系学科がある専門・専修学校②|サイ・テク・カレッジ那覇
     建築系学科がある専門・専修学校③|パシフィックテクノカレッジ
     建築系学科がある工業高校

取材/東江菜穂・出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1908号・2022年7月29日紙面から掲載

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