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2020年2月21日更新

第6回沖縄建築賞 募集開始

県内の優れた建築物や建築士を表彰する「第6回沖縄建築賞」の募集が2月17日から始まった。主催する同賞実行委員会は同日、県庁で記者会見を開き、応募を呼びかけた。

実行委員会が応募呼び掛け「多くの人の参加を期待」


応募を呼び掛ける実行委員ら。左から石川達也氏、西里幸二氏、伊良波実行委員長、野原勉氏

県内の優れた建築物や建築士を表彰する「第6回沖縄建築賞」の募集が2月17日から始まった。主催する同賞実行委員会は同日、県庁で記者会見を開き、応募を呼びかけた。

募集するのは過去5年以内に県内で建てられた住宅や公共建築。審査委員長は今回から、建築家で早稲田大学教授の古谷誠章氏が務める。

伊良波朝義実行委員長は「県内で唯一の建築賞であり、沖縄の建築水準の底上げにも貢献している。全国で活躍する建築家に評価してもらうこともできるので、若手をはじめ多くの人の参加を期待している」と話した。
 
募集要項(要旨)
主催:「沖縄建築賞」実行委員会    
  (公社)日本建築家協会沖縄支部  (公社)沖縄県建築士会       
  (一社)沖縄県建築士事務所協会  (株)タイムス住宅新聞社
協賛:建築関係団体(予定)  特別協力:㈱沖縄タイムス社  後援:マスコミ各社(予定)
◆応募対象
 沖縄県内で過去5年以内に完成した建築物。
 ①住宅建築部門…主要用途が住宅(多世帯住宅含む)で規模は問わない。
 ②一般建築部門…住宅以外で、公共、文教、生産、商業、厚生、集合住宅などを含む建築物で規模は問わない。
◆応募資格
 活動の本拠地が県内にあり、作品に責任のある立場で関わった建築士で、関係団体への加盟の有無は問わない。審査委員及びその事務所関係者の応募は認めない。※応募作品の公表については、施主の承諾を得たものとする。
◆応募手続き
 応募書類作成・提出ガイドに沿って「応募申請書」、「作品説明書」を作成。募集要項や各書類はタイムス住宅新聞ウェブマガジン(sumai.okinawatimes.co.jp)からダウンロードできる。提出は、指定のデータ形式で、作品をA3サイズにプリントし、作品一式をCDにおとして、日本建築家協会沖縄支部に持参(平日午前10時~午後4時の間)または郵送。
 住所は、〒901-2101 浦添市西原1-4-26(沖縄建築会館内)。
◆応募料の納付
 応募者は1作品につき5000円の応募料を3月19日(木)までに以下の口座に振り込み。期日までに振り込みが無い場合は失格となる。振込先:沖縄海邦銀行 泡瀬支店
 普通口座(0225043)沖縄建築賞実行委員会 伊良波朝義
◆受付期間
 2020年3月19日(木)午後4時まで(必着)。
◆審査委員
 委 員 長:古谷誠章(建築家、早稲田大学教授) 副委員長:小倉暢之(琉球大学名誉教授)
 委  員:能勢裕子(彫刻家) 伊良波朝義(日本建築家協会沖縄支部支部長)
      西里幸二(県建築士会会長) 野原勉(県建築士事務所協会会長)
      石川達也(タイムス住宅新聞社代表取締役社長)
◆審査手順・選考基準
 2段階の審査で作品を選出する。2次審査の現地調査で応募者へ同行を求める場合、離島の作品における応募者の渡航費は自己負担とする。応募作品は下記の視点から総合的に評価。
 ①沖縄の気候風土を反映した建築提案があり、独創性、表現力が優れていること。
 ②時代性をふまえた企画力や技術力、機能性に優れていること。
 ③地域への貢献、文化の向上に資しており、未来へつながる創造性が優れていること。
◆表彰区分
 ・正 賞=住宅建築部門、一般建築部門で審査基準により総合的に優れている作品
 ・タイムス住宅新聞社賞=正賞に次ぎ、奨励賞の中から際立った作品
 ・奨励賞=正賞、タイムス住宅新聞社賞に次ぐ作品の中から、今後、正賞が期待できる作品
 ・新人賞=全応募作品の中で、40歳未満の建築士による秀でた作品。正賞ならびに奨励賞と  は別途の賞とする。
◆賞金及び賞状、賞牌など
 ・住宅建築部門=正賞1点20万円、奨励賞2点以内5万円
 ・一般建築部門=正賞1点20万円、奨励賞2点以内5万円
 ・特別賞=タイムス住宅新聞社賞1点10万円、新人賞1点5万円
◆発表
 2020年5月8日(金)予定。新聞紙上またはホームページ上で行う。
◆問い合わせ
 沖縄建築賞実行委員会事務局(電話=098・862・1155、タイムス住宅 新聞社内、担当/当真・仲本)。メール=kenchiku.jht@gmail.com

 

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