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2015年4月10日更新

籐家具のつや出し|よしみじいちゃんのRな暮らし[1]

那覇市で廃棄家具を修理する「よしみじいちゃん」こと真栄平義己さん(77)。本連載ではよしみ流リペア術等を教えてもらう。今回は籐家具のつや出し。「スプレーが便利」と話す。

スプレーで手軽 独特の味わいに


私が働くエコマール那覇プラザ棟の再生工房には、いろいろな家具が持ち込まれますが、少し手を加えれば使えるものが多い。処分する事情はあるのでしょうが、もったいないなぁと思います。

その中にちょこちょこあるのが籐家具。虫食いが少ないため、湿気に気を付けながらメンテナンスすれば非常に長持ちします。

20年、30年と使い続けるとどうしてもつやがなくなり、色があせてしまうもの。アクリルスプレーやニスでつやを出してあげるだけで、使いこなした独特の味わいが出て、まだまだ使いたくなりますよね。

籐家具のつやの出し方は竹製品にも応用できます。実は「つや出しで独特の味わいが出る」ことに気付いたのは、僕が20年以上使った竹製のカーペットをつや出ししたときなんですよ。

使うものは、小さなたんす程度であれば100均のアクリルスプレーが手軽で便利。はけを洗う必要もありませんしね。
つや出しは結果が見えるので、やりがいも感じやすいと思います。コーティングにもなるので、次からの掃除もしやすくなるでしょう。


 

◆ 作業の手順

①汚れを落とす

リビング用洗剤などを使いながら汚れを落とす。古いタオルやTシャツの切れ端など、木綿の布を使うと汚れを落としやすい

②磨く・補修

黒ずんでいる部分や、拭くだけでは落ちない汚れはサンドペーパーで磨いて落とす。ほどけた細工などは木工用ボンドで修理

③仕上げ

アクリルスプレー(クリア)を吹き付け、30分ほど乾かして完成。換気のため、作業時は風通しをよくしておくことを忘れずに
 


◆ワンポイントアドバイス

籐家具の特徴の一つが細かい網目。つや出しの前に目地などに詰まったホコリや汚れを丁寧に取ることが大切だ。スプレータイプのつや出し剤は、はけでニスを塗るよりも手軽な上、目地の隙間にも入り込みやすいのでオススメ。


 

リペアな毎日 自分流で楽しみながら


僕は、家具の修理や大工、清掃の専門家ではありません。自分の家や子どもたちの家、親戚や友人の家などをアマノーシクマノーシ(あちらこちら直す)したり、ものづくりが好きでいろいろティーガンマリ(手作り)してきました。

いつの間にか身の回りのことについて、いろいろアイデアを出し、より良いものにしていく術が身に付いたようです。だから、型にはまったものではなく、自分が楽しみながら周りも良くなればいい。耐久性や安全面に注意し、自分流の気ままなやり方で作業しています。


真剣なまなざしで、細部まで丁寧につや出しスプレーを吹き付けるよしみじいちゃん



自宅の外壁は自分で塗装。塗り直した日付を書いて、次に塗り直す時期の目安にしている



「よしみじぃちゃん」こと、真栄平義己さん(77)
エコマール那覇プラザ棟(南風原町新川641)内の「再生工房」で、家具などの修理を担当。ものづくりが好きで、いろいろティーガンマリしながら身に付いたアイデアと技で、捨てられた家具に命を吹き込む。

「再生工房」の問い合わせは電話=098・889・5396。  
ホームページはhttp://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/haikibututaisaku/20141222purazatou.html
 


ラティスのサイズ調整|よしみじいちゃんのRな暮らし[2]

 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「よしみじいちゃんのRな暮らし[1]」第1527号・2015年4月10日紙面から掲載


 

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