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2015年5月8日更新

ラティスのサイズ調整|よしみじいちゃんのRな暮らし[2]

ガーデニングなど、さまざまな用途に使えるラティスだが、自分が欲しいサイズはなかなか無い。「よしみじいちゃん」こと真栄平義己さんは「自分でサイズ調整を」と話す。

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 自分で切り調整 大きさ自由自在

ラティスはガーデニングで花鉢を掛けたり、目隠しにしたりと、いろいろな使い方ができます。しかし、ホームセンターに売られているものはある程度サイズが決まっていて、欲しいサイズはなかなかありません。

そこでオススメなのが自力でのサイズ調整。わが家でも、孫がヨチヨチ歩きをしていたころに、台所とリビングの間、玄関、階段などの幅に合わせてカットしたラティスが、孫の安全を確保する柵として役立ちました。

自分でも木材を切るところから柵を作ったことがあるのですが、手間がかかって大変でした。そんな時、ふと目に付いたラティスを使ってみると、イチから作るよりもはるかに楽にできました。今ではちょうつがいを付けて扉にしたり、写真を飾るボードとしても使っています。

サイズ調整する際は、完成の大きさに近いラティスを加工するように。切れ端やゴミとなる部分が少なくなりますからね。
サイズの調整が自分でできると、幅がピッタリで見た目がきれいになるだけでなく、使い方の幅も広がると思いますよ。
 

◆ 作業の手順

①ネジを外す

角にあるネジを全て外す

②解体する

縁部分を外す。ホッチキスで固定されている場合は金づちを使う

③寸法を測る

採寸し、カットする部分に印をつける。面を採寸する際は、縁の溝にはめ込む部分(約1センチ)も考慮

④切る

パーツをバラバラにし、印に合わせてカットする

⑤組み立てる

カットしたパーツを組み立て、ネジで角を固定する。ネジ穴をドリルで開けておくとネジ留めがしやすい

⑥完成

既製品にはないサイズのできあがり。今回は38センチ×45センチのラティスが完成した

 

◆ワンポイントアドバイス

のこぎりの両側に刃が付いている場合、それぞれ異なる種類の刃であることが多い。
木を切る際には、特徴を知って使い分けよう。


 

リサイズ後は柵に



エコマール那覇プラザ棟にも、僕がサイズ調整したラティスがあります。
手すりの下の隙間が大きくて、子どもたちが飛び降りたりして危なかったんですよ。だから手すりの柵として、180センチ×73.5センチに調整しました。ピッタリでしょ。



ラティスの縁をしっかりと足で固定し、のこぎりでカットするよしみじいちゃん






「よしみじいちゃん」こと真栄平義己さん(77)
エコマール那覇プラザ棟(南風原町新川641)内の「再生工房」で、廃棄された家具などの修理を担当。
ものづくりが好きで、いろいろティーガンマリしながら身に付いたアイデアと技で、捨てられた家具に命を吹き込む。
「再生工房」の問い合わせは(電話=098・889・5396)
 ◆5月30日=にイオン那覇店前で開かれる「ごみゼロの日」のイベントに、エコマール那覇も出展。よしみじいちゃんにも会える。

 

金属製品のサビ落とし|よしみじいちゃんのRな暮らし[3]​

籐家具のつや出し|よしみじいちゃんのRな暮らし[1]
 



毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「よしみじいちゃんのRな暮らし[2]」第1531号・2015年5月8日紙面から掲載
 

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