DIY
2019年6月14日更新
ようこそ♪DIYの世界へ「格子つくって強度アップ」
#15 壁掛け棚を作る 壁掛け棚は重量を軽くするため、薄い板を組み合わせて作ります。格子状に組むことで、強度を上げ、棚に置くものの大きさも制限できます。
壁掛け棚を作る
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縦のライン合わせる
壁掛け棚は、壁に掛けて使うという特性上、できるだけ軽くしたいもの。なので、使う材料は薄くなりがちです。そうなると気になるのは強度ですが、今回作る壁掛け棚では、格子状の部分を設けることでその不安を解消しました。格子のサイズもあえて小さくし、大きなものを置けないようにもなっています。
作る際は、見た目を良くし、強度をより高めるためにも、格子の縦のラインはそろえましょう。少しのずれであれば、後からクランプで微調整することもできます。
そのほか、事前に設置する場所を決めておくと、自分の目線で見える部分に、好みの木目の材料を使いやすくなります。
材料
・ホワイトウッド
「1×4」(厚さ19ミリ×幅89ミリ×長さ1800ミリ)…2本
・スリムビス(長さ40ミリ×太さ3.3ミリ)…32本
・フック…3個 ・ビラカン(つり金具)…2個
使う道具
・電動丸ノコ(のこぎり)
・ドリルドライバー
・クランプ
・メジャー
・スコヤ
・木工用接着剤
・紙やすり
・鉛筆
木取り図
※単位はミリ。各パーツの間にある「5ミリ」はノコギリなどの刃の厚みを示す
▼1×4①

▼1×4②





島袋清成(しまぶくろ・きよなり)/INTERIAN代表、DIYコンシェルジュ。カルチャースクールなどで、初心者向けのDIY講座を担当する。2008年、沖展木工芸部門入選。沖縄アートフェスティバル宮島達男賞受賞。
050-1240-4059
編集/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1745号・2019年6月14日紙面から掲載