見てある記
2021年4月16日更新
(株)幸健ホーム|建売住宅
[見てある記・建売住宅]木造住宅のほか「レンガの家」などの設計施工を手掛ける(株)幸健ホームは、高断熱で調湿機能を持つ省エネ住宅「ファースの家」を2020年から展開。人と家の健康を考え、沖縄の気候風土に配慮した高性能の健康住宅だ。現在、糸満市しおざきタウンに4LDKの同住宅を分譲中。
快適な省エネ健康住宅
「ハウス・オブ・ザ・イヤー」特別優秀賞受賞
同住宅を分譲中なのは、糸満バイパスの開通で、那覇や豊見城へのアクセスがスムーズになったしおざきタウン。市役所や小学校などの公共施設をはじめ、スーパーや病院など生活利便施設が間近にある。周りは真っ白な砂浜が続く海や遊歩道、多彩なスポーツ施設を有する南浜公園が囲んでおり、居住環境を兼ね備えたリゾートタウンだ。
キッチンから見たLDKと和室。リビングの上は2階まで吹き抜けになっており、天井裏に設置したエアコンが家全体の冷暖房を行う。ダイニングの横には、インターホン、空調パネル、太陽光発電パネルなどが一カ所にまとめられ、家全体の様子を確認できる
2階の主寝室は、広々としたウオークインクローゼット付き。各部屋のクローゼット内にも通気口があり、衣類やバッグなどをカビから守る。室内干しもOK
空気が家中を循環
「『ファースの家』は、住む人はもちろんのこと、家の構造体も健康であるように工夫がなされ、使用エネルギーの削減を目指し、環境にも配慮した真に快適な『健康住宅』」と同社玉城順一代表取締役。
その特徴は、部屋ごとの温度差をなくし、快適な湿度に近づけた空気を家全体に循環させる、独自の「健康空気循環システム」だ。
断熱材を壁面や屋根裏だけでなく床下にも入れ家全体を二重構造ですっぽりと包み込むことで、気密性を高め、外気の影響を受けにくく室内温度を一定に保ちやすくするというもの。屋根裏に取り付けたエアコンが、快適な温度に調整された空気をダクトで床下へ送り、さらに壁の中の通気層を通って家全体を循環する。また室内の漆喰壁が調湿剤となり、カビの原因となる結露も起きにくい。
「エアコン1台で家全体が同じ温度に。太陽光発電システムを採用しているので、光熱費も抑えられます。優れた省エネ住宅に与えられる『ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2020』の特別優秀賞を県内企業で初めて受賞しました」
日・祝日の内覧も可能。問い合わせは同社(電話=098・869・8923)
玄関のすぐ横にはトイレ、洗面室、浴室がある。キッチン横のドアから玄関、トイレ、洗面室、浴室へ直接移動できて便利
清潔感のある真っ白な外観が目を引く。ガーデニングを楽しめる芝生の庭、2台駐車可能なガレージ付き
<問い合わせ>
(株)幸健ホーム
電話:098・869・8923
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1841号・2021年4月16日紙面から掲載