見てある記
2024年3月8日更新
停電時にEVで自家発電|防犯カメラ・内断熱・床下換気が標準装備[見てある記]
創業74年の確かな実績と信頼を誇る総合建設業(株)丸善組(新垣勲代表取締役社長)が、ワンランク上の最新設備を備えたハイグレードモデルハウスをうるま市石川にオープンさせた。停電などの自然災害にも強く、環境に優しい省エネルギーの住まいを実現するZEH住宅だ。
高い吹き抜けが広さを感じさせ、2方向の高窓から太陽光を取り入れられる明るいリビング。窓外は、駐車場上のスペースを活用した広々としたテラスになっている
停電時にEVで自家発電
防犯カメラ・内断熱・床下換気が標準装備
太陽光発電、最新のオール電化を備えた同社のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)。ハイグレードモデルには、電気自動車(EV)の充電設備としてだけでなく、電気自動車を蓄電池代わりにできる「V2H」を装備。電気自動車のバッテリーにためた電気を自家消費できるため、台風時に停電しても普段と同じように電気を使い、生活することが可能になる。
隣には、太陽光発電、蓄電池、最新のオール電化を装備しているスタンダードモデルハウスもあり、「ハイグレードとスタンダード、それぞれの良さを見比べることができます」と話す営業部の山城貴哉さん。ハイグレードモデルハウスは、13帖のリビング、5.4帖のキッチン、8.2帖の主寝室、5.8帖の洋室を備えた2LDK。
同社が提供する住宅の魅力の一つが、防犯カメラ、空調効率を高める発泡ウレタンの内壁断熱材、シロアリ・カビ抑制対策の床下強制換気などが標準装備されていること。各住宅メーカーと調整し、常に最新の設備を導入している。
最新のオール電化を設置したキッチン。傷や熱に強く、見た目もゴージャスなセラミック製の天板を採用している
8.2帖の主寝室は、収納力抜群のウオークインクローゼットを備えている。クロスは、標準プランでも約1000種類から選べるので、壁の一面を変えて部屋のアクセントに
広い駐車場やテラスも
設計部、工事部、電水部(電気・水道)があり、一貫して請け負う同社。特に水道部を自社で保有する企業は、県内では稀だという。
また、土地に合わせた自由設計で、理想の暮らしの実現をサポート。設計部部長の伊計勉さんは「モデルハウスが建つ場所はかなり高低差があり、土留めをしています。特注のらせん階段にすることで、広い駐車スペースやテラスも確保しました」と話す。
見学の問い合わせは同社まで(電話=098・964・2608)。営業は8時30分~17時30分、日曜・祝日定休。
外観。高低差約4メートルの土地によう壁を設置して無駄なく有効活用し、駐車スペースを広く取っている
<問い合わせ>
(株)丸善組
電話=098・964・2608
営業は8時30分~17時30分、日曜・祝日定休。
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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1992号・2024年3月8日紙面から掲載