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2025年1月31日更新

県内の1級合格者 10年連続でトップ|総合資格学院 沖縄校

2024年度の建築士試験の合格者が昨年末、発表された。県内の1級建築士設計製図試験合格者のうち、総合資格学院沖縄校(那覇市久茂地)の受講生が80%を占め、10年連続で県内のトップ合格率を維持した。1月13日には那覇市のホテルで、合格者や建築団体関係者を招いて祝賀会を開催。その模様と、同校の取り組みや合格者の声を紹介する。


祝賀会参加者でガッツポーズ
 

2024年1級建築士・2級建築士 合格祝賀会 総合資格学院 沖縄校


県内の1級合格者 10年連続でトップ

ザ・ナハテラスで13日に開かれた合格祝賀会で、関係者たちは「今回の1級建築士設計製図試験は、過去最高レベルの難易度だった」と口をそろえた。

県内の合格者は10人で、うち8人が総合資格学院の受講生だった。同校講師の金城慎也さんは「課題は『大学』だったが、規模や必要空間などの指定がなく、自分で想定しなければならないことが多かった。時間切れになってしまった受験者も少なくなかったようだ」と分析した。


個別指導と分析力が強み

そんな中でも、同校がトップ合格率を維持できたのは「技術・知識を、基礎から着実に積み上げられるカリキュラムのたまもの」と金城さん。そのカリキュラムをベースに「我々講師が、生徒一人一人の理解度・状況に合わせてサポートする。特に設計製図は10人いれば10通りの図面があり、正解も一つではない。個別にきめ細かく指導し、作図力を養う」。さらに、それを生徒同士で共有するグループミーティングも実施。「資格取得だけでなくその先まで見据えた、実務に即した授業内容が特徴」と話す。

合格した生徒からは「他の人のやり方やミスを共有できたことが成長につながった」「設計製図は、講師が付きっきりで指導してくれたのがありがたかった」などの声があった。

江崎功学校長は「分析力も我が校の強み。例えば設計製図の試験後、受験者に再度、図面を書いてもらい、合格図面と不合格図面の分析を全国80カ所以上の教室で行っている。それを反映させた教材やカリキュラムが高い合格率につながっている」と胸を張る。今後の目標は「県内の合格者を一人でも増やして、建設業界の発展に寄与したい。そうすれば、合格率はおのずと付いてくる」と語った。


喜びを分かち合う一級合格者ら


祝辞を述べる建築団体代表者。左から伊良波朝義JIA沖縄支部長、池間守県建築士事務所協会会長、伊佐強県建築士会会長


江崎校長(中央)と同校のスタッフ


合格者の声

【1級建築士合格】古賀万優子さん(25)
学科は独学だったが、設計製図は自力での対応が難しいと感じて入学した。最新の出題傾向を踏まえた課題に取り組みながら製図力を養うことができた。また、授業後のグループミーティングで効率的な方法やミスを共有できたことも大きかった。これから実務経験を積んで、建築士として精進したい。



【2級建築士合格】幸地綾海さん(22)
私は計画を立てて勉強をするのが苦手。総合資格学院は、学科も設計製図も試験までの学習スケジュールがしっかり決まっていて、出された課題をちゃんとこなしていけば合格につながると感じた。あと、設計製図はマンツーマンに近い感じで付きっきりで教えてくれたのがありがたかった。




建築士試験の対策講座
1級・2級建築士の対策講座は昨年10月から開始。学科の対面型講義は始まっており、7月の学科本試験まで模試や直前対策などを実施。製図講座は学科本試験の直後から、2級は9月、1級は10月の本試験直前まで実施。

学科対策では本試験レベルの学習を始める前に、早期講座受講後、学科対策講座に臨む。合格サイクル+継続学習を行い、予習、対面型講義、講義中のプレテスト、演習テストなどを通して完全理解につなげる。

製図対策では全体講義で作図手順・図面表現をはじめ課題の読み取りやプランの提案力を指導。完成したプランに対して少人数グループで討議・意見交換し、解答例に固執しないよう講師が個別添削。

無料カウンセリング・個別指導も充実。



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毎週金曜日発行「週刊タイムス住宅新聞」
第2039号・2025年1月31日紙面から掲載

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週刊タイムス住宅新聞編集部

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