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2022年1月7日更新

あったらいいな、こんな家 第6回こども絵画コンクール|県内23社から協賛金 3団体へ寄付

こども絵画コンクール実行委員会は、「第6回こども絵画コンクール(主管・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)」の協賛金を3団体に寄付した。

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 県内23社から協賛金 3団体へ寄付 

楽しい居場所づくりに活用

2021年10月末に展示会が開かれた「第6回こども絵画コンクール」。緊急事態宣言が長引く中、子どもたちの未来を応援しようと、県内23社から協賛金が寄せられた。

同コンクール実行委員会は、同年12月20日、21日に、協賛金の一部から、名護市「くにむとぅやー」、沖縄市「美さと児童園」、南風原町「カナカナ」へそれぞれ10万円ずつを寄付した。

くにむとぅやーは名護市内の子どもたちに食事・学習支援を行っている。代表者の宮里辰宏さんは、「外出時の食事代やプログラミング学習の設備費に活用して、子どもたちが楽しく過ごせる居場所をつくっていきたい」と話した。

養護が必要な子どもたちが生活する美さと児童園。稲嶺勇理事長は、「コロナ禍、多くの企業からの支援をいただきありがたい」と感謝を述べ、前川英伸園長は「入園している子どもたちの行事やおやつなどに活用したい」とコメント。

南風原町内で子どもの貧困対策に取り組むカナカナの仲本かなえ代表理事は、「自粛期間が長引き、外出できなかった子どもたちのために、課外活動の充実にあてたい」と話した。

◇◆くにむとぅやー◆◇
毎週月・水・金曜に、名護市内の児童へ食事を提供する。各日10人程度が利用、送迎も行う。長年、独自で支援活動をしており、2020年より市の委託を受ける。食事支援に加えて、プログラミングなどの学習支援も行い、子どもたちの居場所づくりに尽力する。


写)タイムス住宅新聞社の山田貴常務(左)、インテリア産業協会沖縄支部の江橋正事務局長(右)から、寄付金を受け取るくにむとぅやー代表者の宮里辰宏さん

◇◆美さと児童園◆◇
保護者がいない、虐待など、環境上養護が必要な子どもたちが生活する場。今年で開園42年を迎える。登川と美里にも小規模ホームがあり、計43人の子どもたちの生活・自立援助を行う。

写)山田常務から寄付金を受け取る、美さと児童園の稲嶺勇理事長(中央)と前川英伸園長(左)


◇◆カナカナ◆◇
南風原町で食事・学習支援や学童などの子どもの居場所に加え、若年妊産婦の居場所づくりを行う団体。食事支援は7年目を迎え、毎日60人近くの子どもたちに手作りのおやつや食事を提供している。子どもたちを送迎して家庭環境の見守りも行う。

写)山田常務から寄付金を受け取る、カナカナの仲本かなえ代表理事(右)


【関連】第6回こども絵画コンクール 入賞・入選紹介
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総評・審査の様子
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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1869号・2022年1月7日紙面から掲載

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