【沖縄】暮らしにアウトドア⑨|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

スペシャルコンテンツ

地域情報(街・人・文化)

2021年12月3日更新

【沖縄】暮らしにアウトドア⑨

沖縄ヤマハ(那覇市曙)の店内でアウトドアグッズコーナー「燈人」を担当する與那嶺康貴さんがアウトドアギアを紹介します。

地域情報(街・人・文化)

タグから記事を探す

焚き火しながら美味チキン!


那覇市曙にあるバイク店・沖縄ヤマハの店内で「燈人」というアウトドアグッズコーナーを担当している與那嶺康貴です。今回は、焚き火を楽しみながらローストチキンを作る方法を紹介します。ダッチオーブンがあれば簡単にできますよ!

ダッチオーブンで簡単

今年も残すところ1カ月を切り、忙しく過ごしている人も多いと思います。そんな時期だからこそ、焚き火でもして、心にゆとりを作りませんか? 

しかも、焚き火を楽しみながらおいしい料理が作れたらどうでしょう。今回は焚き火を楽しみながら炭を起こし、豪快にダッチオーブンで調理する「ほったらかし丸鶏のローストチキン」を紹介します。

私自身、ここ最近のクリスマスは家族と一緒にこの料理を作っています。とても楽しいし、おいしいですよ。

ダッチオーブンとは、分厚い金属製のふた付き鍋のこと。じか火だけでなく、ガスコンロやI Hでも調理可能なので重宝します! ふたにも炭を載せることができるので熱が均一に入るし、密閉力があるので圧力鍋のような感じで使えます。

「ほったらかし丸鶏のローストチキン」の作り方はとっても簡単です。丸鶏や野菜をダッチオーブンに入れ、焚き火で1時間ほど焼くだけ。うちの丸鶏はおなかの中に冷凍チャーハンを入れているのがミソです。

テーブルに、どどん! とダッチオーブンごと豪快に置くとすごく盛り上がります。やわらかくてジューシーなチキンと、おなかに入れたご飯の相性もバツグンです! 

寒くなったこの時期だからこそ、子どもと一緒に焚き火を楽しみながらローストチキンを食べるクリスマスキャンプを楽しんではいかがでしょうか?


炭をダッチオーブンのふたの上にも載せて上下両面からじっくり焼き上げる
 

焚き火しながら作れちゃう
「ほったらかし丸鶏のローストチキン」


◆用意するもの
丸鶏、冷凍チャーハン、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、パプリカ、セロリ、ニンニク、プチトマト、オリーブオイル、ローズマリーなどの香草、好みのスパイス

◆手順
1・中抜き(内臓をとった)された丸鶏をきれいに洗う
2・水気を拭いて、丸鶏の表面と内側に塩やスパイスを塗り込む。
  ※ニンニクが好きな方はニンニクもすりこむ
3・丸鶏のおなかに冷凍チャーハンを詰め、竹串かつまようじで留める。
4・焚き火を楽しみながら炭を起こす。
5・ダッチオーブンの内側にオリーブオイルを塗る。
6・ダッチオーブンの底に中敷網(くしゃくしゃにしたアルミホイルでも可)を敷く。その上にカットした皮付きジャガイモ、オリーブオイルをたっぷり塗った丸鶏を置く。空いてる隙間に他の野菜を詰めていく。側面にもくしゃくしゃにしたアルミホイルを入れ、野菜や肉が鍋に直接触れないようにする。
7・6の鍋にローズマリーとスパイスをかけて、4の焚き火の上におき、フタをして約1時間ほど焼く(ふたの上にも炭を載せる)。火の強さやダッチオーブンの大きさで火の通る時間は変わるので、焦げないようにときどき様子見ること。
8・ふたを開け、竹串で刺して血が出なけば完成! 

◆ダッチオーブン購入後の作業「シーズニング」
ダッチオーブンは購入した後、使用する前に「シーズニング」という作業が必要です。シーズニングをすることでサビにくく焦げつきにくくなりますので、しっかりと行いましょう。

1・買ってきたダッチオーブンをきれいに洗う
2・鍋とフタを強火でカラ焼きする
3・オリーブオイルを塗る(2と3を2回繰り返す)
4・野菜の切れ端などを炒めて完成!
※使ったあとは、焦げなどを落とし、水気を切ってカラ焼きをします。
油を塗って再度火を入れてから保管します。

よなみね・やすたか
よなみね・やすたか/沖縄ヤマハ内のキャンプギアコーナー「燈人(ともしびと)」スタッフ。店舗は那覇市曙1-8-10、電話098・867・3359
www.ysp-nahaakebono.com

毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1874号・2021年12月3日紙面から掲載

地域情報(街・人・文化)

タグから記事を探す

この連載の記事

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:2350

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る