【沖縄】家はケーキのように分けられない!!~前編~|離婚にまつわる不動産事情Re:コンサル[13]文/川端ゆかり|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

スペシャルコンテンツ

2021年11月19日更新

【沖縄】家はケーキのように分けられない!!~前編~|離婚にまつわる不動産事情Re:コンサル[13]文/川端ゆかり

離婚にまつわる不動産事情Re:コンサル
どうも! 川端です。このコラムも2年目に突入、引き続き離婚不動産にまつわるコラムを担当させていただきます。
文/川端ゆかり

不動産購入には明確な目的を
家はケーキのように分けられない!!~前編~

どうも! 川端です。このコラムも2年目に突入、引き続き離婚不動産にまつわるコラムを担当させていただきます。

私の本業は不動産売買エージェント(沖縄クチコミ不動産とまとハウジング(R))です。この業界に入り四半世紀、50歳の音が聞こえるころから「経験を生かし地域へご恩返し」というのが人生後半のテーマのひとつになりました。そこで、バツ2の経験を生かし、孤独に悩んでいる方へ向けて「弁護士と友達のはざまの離婚不動産に関するコンサル(Re:コンサル)」をオキナワンスタイルの佐藤和代氏と立ち上げた次第です(https://www.tomato-okinawa.com/rikon/index.html)。

購入目的までをイメージ

今回の内容は、離婚に限らず相続にも当てはまるケースかもしれません。ケーキやカステラのように分けられない「自宅」については、購入の際に「目的」までイメージする「習慣」を持つことが実は大切です。

そうです! 相手と自宅への愛がおてんこもりな時にこそ、夫婦で、親子で、自宅について考えるのです。『夢のマイホームっつって幸せなうちに考えときな! 特に女性!!あ? あざとい? あざとくねーんだよ! マイホームが夢なのはハンコつく時までなんだよ! 目ぇ見開いて現実見な!』とアドバイスをするもう一人のブラッキー川端が生えてきてしまいました。

…そんなアンタだから…こんな仕上がり(バツ2)なんじゃないの? と言われれば、きっとそのとおり! ぐぅの根もでません(遠い目…)。何が正解なのかは正直わかりませんが、一つの価値観としてマイホーム購入時に関するアドバイスです。


なぜ家を買うのか?

Re:コンサル目線から、幸せなお二人が物件を購入するときにいま一度考えてみてほしいポイントは三つ!!

(1)どうして住宅を購入したいのか
(2)予算は自分たちに合っているのか
(3)購入予定物件の付加価値はなんでしょう


まず、(1)について。

結婚し、子供が生まれたら、家を買うものというイメージに流されていませんか? 「自宅を購入して夫婦げんかが絶えなくなった。家を買ってなかったら離婚してなかったはず」との声は実際にあります。

奥さまを喜ばせたくて彼女の誕生日にサプライズで新築マンションを購入し新居のカギをプレゼント…したらブチ切れされた、と涙ながらに話された方もいます。車ならまだしも家…。フルローンではなく、せめて半分キャッシュであればよかったのかもしれません。


取得資金の内訳を残す

これを踏まえ、(2)について。

住宅取得は収入にあった物件購入を検討することが前提ですが…例えば、ご夫婦で住宅を購入する際、住宅ローンは夫名義、自己資金を妻の貯金&妻の実家からの援助というパターン。自己資金の割合や実家からの援助を、きちんと通帳に記し、確定申告で記録を残しておくことはとても大切です。離婚に直面した時のために、というだけでなく、例えば義父母に対して「おかげさまで」という気持ちを保つためにも。


他の人も住みたい家か?

最後に(3)について。

「あなたの住む家は他の人も住みたい家か?」という視点は大切です。海が見える、小学校が近いなどおすすめポイントはありますか? 私の尊敬する不動産の師匠が「不動産ってのはね、自分の他に、もう一人ほしい人がいたらいいんだよ」と話していました。

すなわち、売り主にとって買い主は一人いたらいいってこと。巡り合いです。ワォ! これって、なんだか結婚と似ていませんか(^_-)-☆


    ◇        ◇

「こどもに残したい」「減税の恩恵」「万が一の団信」「エリアの地価上昇を見込んで」など不動産購入には明確な「目的」が大切です。上記三つを頭の片隅に置いてマイホームを購入すると、仮に離婚に至った際も資産のケーキカットがスムーズです。
 沖縄県民の資産の約7割は自宅などの不動産ともいわれています。資産を築く上で目的が明確であることは重要です。住宅購入の前に、なぜ持ち家が必要なのかをご夫婦でぜひお話ししてみてください。


次回は「家はケーキのように分けられない!!~後編~」です

 

執筆者 川端ゆかり(かわばた・ゆかり) 1971年、浦添市出身。短期大学卒業後、那覇空港地上職・地元情報誌編集・建設会社不動産部勤務を経て1999年(有)とまとハウジング設立。趣味は猫とお酒と読書、仕事が絡まないゴルフ
執筆者 川端ゆかり(かわばた・ゆかり)
1971年、浦添市出身。短期大学卒業後、那覇空港地上職・地元情報誌編集・建設会社不動産部勤務を経て1999年(有)とまとハウジング設立。趣味は猫とお酒と読書、仕事が絡まないゴルフ。https://www.tomato-okinawa.com/rikon/

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1872号・2021年11月19
日紙面から掲載

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:1197

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る