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2020年4月3日更新

[第4回こども絵画コンクール]子ども食堂など3団体に寄付

こども絵画コンクール実行委員会は3月24日と26日、「第4回こども絵画コンクール」(主管・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)の協賛金などを3団体に寄付した。

県内38社からの協賛金と食品

2019年10月、第33回沖縄県トータルリビングショウの併催事業として開かれた「第4回こども絵画コンクール」には、県内38社から協賛金などが寄せられた。

そこから、那覇市の「子ども図書館 にじの森文庫」、沖縄市の「ももやま子ども食堂」、宜野湾市の「らいおんはぁ~と」の3団体に、それぞれ10万円ずつを寄付。子どもたちに居場所や食事を提供する、にじの森文庫とももやま子ども食堂には、レトルト食品の詰め合わせも手渡した。

にじの森文庫の糸数未希代表は「応援してくれる企業のみなさんの思いがありがたい。食材などに使わせていただく」とコメント。

ももやま子ども食堂の菅原耕太主任は「使い道の決められた補助金では難しい、山登りなどの体験活動の費用として使いたい」。

らいおんはぁ~とは、医療的ケアが必要な子どもの親の会。世話係(代表)の湯地三代子さんは「災害時でも適切なケアを受けられるよう、日頃の生活の様子などを記入する『在宅手帳』の作成費に充てる予定です」と話した。


にじの森文庫

児童館のない地域の、子どもの居場所として2016年にスタート。児童書や漫画、wi-fiなどが自由に使える場と、食事を提供。開館日は水・土曜日で、誰でも無料で利用可能。「困った」を子どもたちが言いやすく、周りが気付きやすい環境を目指す。


タイムス住宅新聞社の石川達也社長(左)とインテリア産業協会沖縄支部の江橋正事務局長(右)から、寄付金と食品を受け取る、にじの森文庫の糸数未希代表(右から2人目)と金城辰美館長


ももやま子ども食堂

夕方以降の時間帯に子どもだけで過ごしたり食事をとったりする家庭に対するサポートを目的に、子どもの居場所として2015年に開設。休館日の水・日曜日以外は、幼稚園~高校生まで幅広い世代が無料で利用しており、食事も提供される。


江橋事務局長(右)とタイムス住宅新聞社の山田貴常務(左)から寄付金と食品を受け取る、ももやま子ども食堂の菅原耕太主任(右から2人目)とスタッフ


らいおんはぁ~と

医療的ケアの必要な子を持つ県内在住の家族が会員。会員同士がイベントを通して、情報交換したり、精神的なサポートをし合う。2010年に設立し、現在の会員数は93家族。医療機器も含めた非常持ち出し品のリスト作成など、災害時の対応にも力を入れる。


山田常務(左から2人目)から寄付金を受け取る、らいおんはぁ~との湯地三代子さん(左から3人目)とメンバーら

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1787号・2020年4月3日紙面から掲載

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