［企画］好みの住まい リノベで実現｜（株）キャリアエステート

ライオンズマンション中之橋 リノベーション物件

リノベ後のLDK。無骨な素材感がビンテージ調の演出に。キッチンは対面式に変更　


リノベ前のLDK。奥に和室が2間あった


リノベ後。リビングのキャビネットも天然木材を使用


リノベ後。寝室もドアや照明のデザインで遊ぶ

築３６年の物件が人気デザインに

同社は２０１６年からリノベーション事業を展開している。中古物件購入とリノベを合わせた住宅購入手法を広める全国ネットワーク「リノベ不動産」に加盟。全国のリノベ情報を収集できる強みを生かして、県内でリノベの提案、設計、施工を手掛ける。

「リノベは中古物件購入費も合わせた全体の費用が、新築よりも抑えられるのが最大のメリット」と話すのは、同社リノベ事業課長の又吉真也さん。新築では立地条件がいい土地を探すのは大変だが、「中古物件は先に土地を押さえているようなものだから、好立地なケースが多い。物件の売り手側がリフォームする前に購入すると価格が抑えらる場合もある」。リノベ費用は住宅ローンに組み込め、室内を全面的にリノベしても新築より安価だという。

一般的にリフォーム済みと紹介される物件は「誰にでも受け入れられやすい、差し障りのないデザインになりがち。物件購入後のリノベならデザインを自分好みにでき、ライフスタイルに合わせた間取り変更で、こだわりのある快適な住空間を実現できる。キッチン設備や床材にこだわったりと、お客さまも私たちもリノベで住まいづくりを楽しんでいる」と又吉さん。

同社は中古物件を買い取り、リノベ物件として販売もしている。現在販売しているのは、那覇市前島にある「ライオンズマンション中之橋」の１室。築３６年、和室がある３ＬＤＫの部屋を、むき出しの天井、ブリックタイルの壁に変え、古風な工場を思わせるビンテージ調の２ＬＤＫにリノベした。天然木材を使った床は温かみがある。「那覇の都心部でモノレール駅が近い好立地。デザインは若い世代に限らず、リタイア層にも評判がいい」

物件購入前のリノベ相談や内覧の同行なども受けることがあるという同社。「最近は実家を２世帯にしたいとの相談も多い。築古物件のリノベで快適な住空間にしませんか？」と又吉さんは呼びかけた。

内覧予約・ショールーム

紹介した物件の内覧予約は同社まで。2020年1月6日～予約・内覧可。リノベ相談を受ける浦添市のショールームでは建材展示も。
098‐917‐5252（月～土、10～17時） 

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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1774号・2020年1月3日紙面から掲載