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2017年2月10日更新

築15年のアパート 自分好みに|賃貸DIY

原状回復義務があり、自分好みにDIYするのは難しいと思われがちな賃貸住宅。しかし那覇市に住むNさんは、築15年のアパートを、敷く・貼る、既存の物を活用したDIYで上手にカスタマイズしている。   

敷く・貼る DIY

 敷く  和室をフローリングにチェンジ!

和室にフローリングマットを敷き、リビングに変えた。「和室だった頃も畳を傷つけないよう、ゴザを敷いていた。その延長」と夫人(36)。写真左側のダイニングと一体化し、「空間が広く感じられる」と話す。

技ありキッチン

白と茶色が主で「賃貸アパートの典型」だった空間を、壁紙シートやフローリングマット、お手製の家具でカフェ風に生まれ変わらせたN夫人。「敷くだけ、貼るだけでも印象は変わる。既存の物を、部屋のテイストに合わせてリメイクするのも手」と話す。

 貼る  壁紙シートでイメチェン

家具に合わせて木目調のシートと青色シートを貼ってガラリとイメージチェンジ。「シートを貼る前は、ゴミが入り込まないよう拭き掃除をすることをおすすめします」。

 既存のものを活用  つり棚の穴活用 グラスホルダー

もともと付いていたつり棚を外し、そのねじ穴を活用。板を取り付けてワイングラスホルダーを設置した。見せる収納でおしゃれ度アップ!

 既存のものを活用  食器棚をカウンターにリメイク

分解した食器棚の下部分を活用したカウンター(上部分はダイニングに置き、食器棚として活用)。左右と上部にはすのこを取り付けた。「すのこは加工しやすくて便利。上部はすのこの上に板を乗せ、物を置きやすくしました。背面側を覆う板は、黒板塗料を塗り、メッセージを書けるようにしています。4000円くらいで作れました」。

カフェ風ダイニング
 既存のものを活用  テイスト合わせ 天板だけ手作り

もともとあったダイニングテーブルは今のアパートのテイストに合わなかったため、天板だけ新たに手作り。もとのテーブルの上に設置した。30センチ長さにカットした板を木工用ボンドで貼り合わせ、隙間は木材用のパテ剤で埋めた。「木材は、ホームセンターでカットしてもらうと手間が省けます」とアドバイスする。

お手軽ウッドデッキ
 敷く   排水部分は石 流れ妨げず

ベランダは、木のパネルを敷いてお手軽なウッドデッキにした。夏場はここでバーベキューを楽しむこともある。排水溝などがある部分は石を敷き、水の流れを邪魔しないようにしている。見た目も爽やかなナイスアイデア!

無駄なし床の間収納
 既存のものを活用  即席カーテンで目隠し

和室を洋室に変えたため、不要になった床の間スペース。突っ張り棒と布で即席カーテンを作って目隠しし、収納庫として活用している。「たっぷり収納できる上、物が取り出しやすく、しまいやすいので重宝しています」と話す。季節に合わせて布を変えれば、空間の雰囲気を変えられるのもポイント。
婦と子ども2人で、那覇市内の3LDKの賃貸住宅に暮らすNさん一家。
以前は2LDKの賃貸住宅に住んでいたが、手狭になり、3年前に引っ越した。
前の住まいから徒歩1分の場所。「学校が近いことや利便性の良さが気に入っている」と夫人はいう。だが家を建てるには地価が高過ぎると、賃貸を選んだ。
「賃貸でも、壁や床に穴を開けたりしなければ、十分にカスタマイズできる」
和室はフローリングマットを敷き、ダークブラウンに塗った家具を置いてアジアンテイストの洋室に変えた。キッチンは木目調の壁紙シートを貼り、黒板付のカウンターを置いてカフェ風にした。
このカウンターは、今まで使っていた食器棚を活用して作った。「今のアパートではこの食器棚が収まる場所がなかったから」。「既存を少し変える」が、賃貸DIYのカギのようだ。

DIYをするときに、重要なことは「しっかり図面を描くこと」と話す。
キッチンに使用した壁紙シートを買う前には、しっかりキッチンの寸法を測って図面を描き出し、シートの無駄が出ないように計算したと言う。フローリングマットなども同様だ。
「ダイニングテーブルの天板を作るときも、30センチの板は何本必要か、端の部分は何センチになるか、しっかり計算してからホームセンターで木材を購入。カットもしてもらいました」と話す。
あとは、床や壁を傷つけないよう、「焦らず、ゆっくりと」敷いたり貼ったりしていけば良いと話す。
「上手にやろうとしないことも大事」と話す。「少しボコボコになっても『味が出た』くらいの気持ちでやった方が楽しいし、心地よい空間になる」と結んだ。
編集/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1623号・2017年2月10日紙面から掲載

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東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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