不動産の困りごとを解決|不動産コンサルティングマスターの土地活用の手引き[1]|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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2017年4月7日更新

不動産の困りごとを解決|不動産コンサルティングマスターの土地活用の手引き[1]

不動産コンサルティングによる土地活用のヒントを、不動産コンサルティングマスターの金城久雄さんが紹介。初回はその仕事内容についてです。

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最善の選択肢を提案

不動産コンサルティングって何?

皆さんは、不動産会社にどんなイメージを持っていますか? 賃貸マンションやアパートを借りる際の問い合わせ先、家や土地を買う際の案内という役割が思い浮かぶでしょうか。そのほかに「不動産コンサルティング」という分野があるのをご存じですか?

例えば、相続不動産の分け方で悩んでいる、所有している土地や建物のより良い活用方法はないかなど、不動産に関係するさまざまな困りごとの解決に当たるのが、不動産コンサルティングです。

しかし、不動産の困りごとを相談する相手は、税理士、銀行員、司法書士、弁護士などの専門家というのが全国的傾向となっています。なぜなら税金や法律、金融問題などの専門的知識が必要になってくるためです。

そこで力を発揮するのが、私たち「公認不動産コンサルティングマスター」です。法律や税制、建築、経済、金融に関する幅広い知識を備える不動産の専門家として、事前に相談内容を詳細に分析。その上で、各専門家とも連携して問題点を見いだし、相談者が最善の解決策を判断できる提案を行います(図参照)。



 

安心できる相談窓口


公認不動産コンサルティングマスター制度は、(公財)不動産流通推進センターが国土交通省の登録を受けて認定しているもので、不動産コンサルティングに関する一定水準以上の知識と技能を持っている事を証明するものです。宅地建物取引士、不動産鑑定士、一級建築士のいずれかの国家資格保持者なので、相談者にとっては安心して頼れる窓口になるでしょう。2017年3月現在、沖縄県内には1600余りの不動産業者がいて、約6,000人が不動産業に従事しています。そのうち114人(約2%)が不動産コンサルティングマスターとして登録しています。

私は、約32年不動産の仕事に携わっていて、7年前に不動産コンサルティングマスターになり、狭小地の活用などを中心にさまざまな提案を行っています。これまで手掛けた事例から、不動産コンサルティングについて少しでもお役に立てる情報をお届けしていきます。



(有)iホーム不動産コンサルティング代表取締役の金城久雄さん
[文]
金城久雄(きんじょう・ひさお)
1963年、嘉手納町出身。(有)iホーム不動産コンサルティング代表取締役。狭小地有効活用や住宅プランニングを数多く手掛ける。沖縄県不動産コンサルティング協議会理事。

沖縄県不動産コンサルティング協議会
098-861-3402
http://okinawa-consul.com/wp/


<不動産コンサルティングマスターの土地活用の手引き>


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1631号・2017年4月6日紙面から掲載
毎月第1週に掲載

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比嘉千賀子

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編集者
住まいと暮らしの情報紙「タイムス住宅新聞」元担当記者。猫好き、ロック好きな1児の母。「住まいから笑顔とHAPPYを広げたい!」主婦&母親としての視点を大切にしながら、沖縄での快適な住まいづくり、楽しい暮らしをサポートする情報を取材・発信しています。

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