山城興朝|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

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キュレーター

山城興朝

これまでに書いた記事:8

古民家鑑定士一級。2011年4月~2013年5月まで週刊タイムス住宅新聞にて『赤瓦の風景』を連載。2015年から名護市で古民家の修復に着手し、並行してうるま市からの移築にも取り組んでいる。

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特集・企画

需要なくば技残らず保存の難しさ痛感|BACK TO THE タイムス住宅新聞⑧

週刊タイムス住宅新聞は創刊35周年、発行した紙面は今号で1829号に上ります。紙面づくりに関わる社員らが思い出を語る当コーナーですが、今回は、沖縄タイムス社時代にタイムス住宅新聞の編集にも携わってもらったOBに、思い出深い連載と取材について寄せてもらいました。
建築

先人の知恵を模型に再現|うちなー古民家移築に挑戦⑦

うるま市の古民家・旧大工廻家住宅は、木造部分の解体を終了した。以前に解体した小屋組みの木材は沖縄職業能力開発大学校へ運び、生徒が地組みを試みた。3分の1の模型も製作。その過程で得た経験を卒業研究の成果として発表し、「先人の知恵が詰まっている古民家をなんとか継承させたい」と保存を訴えた。
特集・企画

解体材を採寸|うちなー古民家移築に挑戦⑥

うるま市で解体が進む赤瓦古民家は、沖縄職業能力開発大学校の新2年生に作業が引き継がれた。沖縄でも木造が主流だった戦後しばらくまでは、一般の民家も普通に移築されていた。今回は、カフェなどに改修し生かされている物件を紹介する。
特集・企画

構造材を解体 粟石は再利用|うちなー古民家移築に挑戦⑤

うるま市の赤瓦古民家は、ハイライトとも言える構造材の解体に入った。小屋組の桁や梁を一本一本外しながら、沖縄職業能力開発大学校の生徒たちは継ぎや仕口をチェックした。並行して、移築先はリサイクル石材で擁壁を積み、屋敷の基盤づくりを進めている。
特集・企画

赤瓦解体 構造を学ぶ|うちなー古民家移築に挑戦④

古民家移築は、いよいよ解体作業に着手した。前半の大きなヤマ場は瓦解体だ。本瓦葺きの赤瓦は丸と平で合計6000枚に及ぶ。さらに、その下に葺かれた葺き土や野地竹、垂木といった屋根材の量に圧倒された。

特集・企画

養生とごみ出し 補修材も確保|うちなー古民家移築に挑戦③

ウチナー古民家の移築には、解体する前の作業に膨大な時間とエネルギーを要する。沖縄戦をしのいだ築77年の木造赤瓦家を譲ってもらい、移築を前提に整備に着手したものの、養生とごみ出しに腐心する1年だった。

特集・企画

見積もりの基礎 材チェック|うちなー古民家移築に挑戦②

3月に名護市で解体し、宮古島に運んだ赤瓦古民家の木材を、再び組み上げる前の作業としては、まず材の状態チェックがある。これが再築費用を見積もるベースとなる。使用可能な状態か、補修するならどの方法をとるか。材の一本一本にプロフェッショナルの目が光る。
特集・企画

解体2週間 番付が肝心|うちなー古民家移築に挑戦①

沖縄の風土と共生してきた伝統的古民家が危機にひんしている。琉球村などのテーマパークに移築保存されたうちなー古民家のたたずまいは郷愁を誘い、沖縄観光の一分野を担う。一般の民間住宅としても移築は可能か。実際にチャレンジしてみると、多くの難題が待ち受けていた。

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