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2018年11月23日更新

唯一無二の木工作品に出逢う|第23回沖縄ウッディフェア 11月23日~25日@沖縄空手会館

「第23回沖縄ウッディフェア」が豊見城市の沖縄空手会館で25日(日)まで開かれる。ことしのテーマは「木のぬくもり ずっと一緒に! 島家具」で、50余の木・工芸工房が一堂に会する。見どころを同フェア実行委員会に聞いた。

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唯一無二の木工作品に出逢う


▲ウッディフェア事務局長の屋宜さん(左から2人目)と実行委員の(左から)座安さん、島袋さん、小橋川さん

ことしは体験コーナー充実
座安木工所の座安孝さんが製作した「ふくろう」という名の座卓=下写真。木目がふくろうの顔のように見えることに由来する。b12の島袋勝ツ也さんは、廃材のケーブルドラムを天板にし、古いミシンの足を組み合わせた丸テーブルを製作した=下写真。

オンリーワンの木材と作家が出逢い、世界に一つだけの作品が生まれる。そんな唯一無二の品々が一堂に集まるのが「第23回沖縄ウッディフェア」だ。ことしは50余の工房が集まり、写真のようなテーブルや椅子などの家具、食器やおもちゃ、アクセサリーなどの雑貨まで、自信作を展示・販売する。

同フェア事務局長の屋宜政廣さんは「2年前までは沖縄市で開催していたが、昨年から豊見城市の沖縄空手会館で行っている。南部の方々にもぜひ来場いただきたい」と呼びかける。

さまざまな木製品が集まるのはもちろん、琉球ガラスや紅型、やちむんや漆器など他工芸品の展示販売もある。

「ことしは体験コーナーも充実している。箸やスプーンづくりのほか、ボールペンや時計、糸のこを使ってパズルを製作できるコーナーもある」と語るのは、実行委員の一人、GRAINの小橋川剛右さん。

木のたまごプールなどもあり、親子で楽しめる。この機会にぜひ、家族で出かけてみては?


作品紹介

▲「ふくろう」(40万円・税別)/座安孝さん作(座安木工所)。右端の木目がふくろうに見えることに由来。215センチ×幅約80センチの大きな座卓


▲「丸テーブル」(価格未定)/島袋勝ツ也さん作(b12)。廃材のケーブルドラムと古いミシンの足を組み合わせ、アンティークな雰囲気


▲「アカギ小いす」(7万円・税別)/屋宜政廣さん作(島変木)。赤く、丸っこいフォルムがかわいいベンチ


▲「いつまでも」(18万円・税別)/小橋川剛右さん作(GRAIN)。クスノキを組んで製作。継ぎ目が分からないツルンとした質感がおしゃれ


 

<問い合わせ先>
同実行委員会(沖縄マーケットプランニング内)
098-877-8588


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1716号・2018年11月23日紙面から掲載

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