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2022年1月21日更新
【沖縄ペット】抜け毛の掃除&ケア|ねこと暮らそう[22]
文・写真 田場正親
たば・まさちか/猫や犬の殺処分数や、飼育できる物件の少なさに衝撃を受け、「足りないのは愛情よりシステム(部屋)」を合言葉に、猫専用アパート「まやちぐら」を夫婦でゼロから作っちゃった猫好きな人。犬も好き。
抜け毛の掃除&ケア
道具使い分け効率良く清掃
猫には年に2回ほど毛の生え替わる時期(換毛期)があります。通常、春と秋がその時期と言われていますが、正直一年中飼い主は猫の抜け毛と戦っています(笑)。夏でも毎日抜けますし、今の時期は私たちの服やクッションなどに容赦なく毛が付きます。
夏は太い毛 冬は柔らかい毛
実際に完全室内飼いの猫の中には、温度調節された部屋で過ごすことではっきりとした換毛期がなく、一年中生え替わり続けるという個体もいるそうです。
猫の種類によって毛がなかったり、抜ける毛が少ない子もいますが、一般的には季節の温度変化に対応するため毛が二重構造になっている子が多いです。夏には太い毛が一本一本間隔を開けて風通し良く生え、冬には密集したふわふわの柔らかい毛が生えてくるというサイクルです。
そんな大切な生え替わりではありますが、抜けた毛は人間にとっても猫にとってもアレルギーの原因になることが。抜け毛にほこりやゴミが付着したハウスダストが体内に入ることで皮膚などの炎症やぜんそくなどの症状を引き起こしてしまうのだそう。
夏は太い毛 冬は柔らかい毛
実際に完全室内飼いの猫の中には、温度調節された部屋で過ごすことではっきりとした換毛期がなく、一年中生え替わり続けるという個体もいるそうです。
猫の種類によって毛がなかったり、抜ける毛が少ない子もいますが、一般的には季節の温度変化に対応するため毛が二重構造になっている子が多いです。夏には太い毛が一本一本間隔を開けて風通し良く生え、冬には密集したふわふわの柔らかい毛が生えてくるというサイクルです。
そんな大切な生え替わりではありますが、抜けた毛は人間にとっても猫にとってもアレルギーの原因になることが。抜け毛にほこりやゴミが付着したハウスダストが体内に入ることで皮膚などの炎症やぜんそくなどの症状を引き起こしてしまうのだそう。
ブラッシングで抜け毛予防
そうならないためにも、こまめに抜け毛の掃除をすることが大切です。
わが家では毛だけが目立って落ちている場合や手早く済ませたい時は、床拭き用のロボット掃除機やフローリングワイパーを使用。爪とぎで破れ落ちたゴミや剥がれた爪、猫砂など抜け毛以外のゴミも目立つ時はコードレス掃除機を使っています。
寝床などたくさんの抜け毛が付いて掃除機で取りづらい場所は、シリコンゴムの猫用ブラシで毛を集めてから、たまった毛を掃除機で吸います。掃除用具の使い分けで掃除のしやすさや掃除後の仕上がりが格段に違いますよ。
抜け毛ケアとしてはこまめなブラッシングも大事で、猫がグルーミング(毛繕い)する時に飲み込む毛を減らすことにもつながります。ちなみにブラッシングと猫用のシャンプーで、抜け毛が落ち着くのが早まるそうです。特に長毛種はグルーミングのみだとフケや脂が落としきれてない可能性があり、月1回のシャンプーが効果的だそうです。とはいえ猫は自分のニオイが消えることがストレスになるので、シャンプーは猫の様子を伺いながら慎重に。無理にはやめましょう。
猫を飼うと抜け毛の多さにビックリしますし掃除にブラッシングとせわしないですが、気持ち良さそうな猫の顔を見ると頑張れますよ!
猫たちお気に入りの寝床。抜け毛がたくさん付いているため掃除機では吸いきれず、粘着テープだと何枚も消費してしまう。しかし、シリコンゴム製の猫用ブラシ(写真手前)なら、これ一つで毛を吸着して逃しにくく掃除に最適。水洗いもできるので衛生面も安心
ブラッシングをして抜け毛を減らすことで、グルーミング時に飲み込む毛の軽減につながる。抜け毛ケア=毛玉ケアでもある
ブラッシングをして抜け毛を減らすことで、グルーミング時に飲み込む毛の軽減につながる。抜け毛ケア=毛玉ケアでもある
文・写真 田場正親
たば・まさちか/猫や犬の殺処分数や、飼育できる物件の少なさに衝撃を受け、「足りないのは愛情よりシステム(部屋)」を合言葉に、猫専用アパート「まやちぐら」を夫婦でゼロから作っちゃった猫好きな人。犬も好き。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1881号・2022年1月21日紙面から掲載