企画
2022年1月21日更新
[沖縄]納得できる家づくり体感|ラムハウジング×カイケンコーポレーション
20年以上にわたり、人の自然治癒力を高める家づくりを追求し、健康自然建材「音響熟成®木材」「幻の漆喰®」「竹炭入り清活畳®」の開発を手がけてきたカイケンコーポレーションの浦上直代表取締役社長。同社の建材にいち早く注目し、沖縄で木造住宅「空気がうまい家®」の設計・施工に携わるラムハウジングの川上晃奈さんとともに、浦上代表に自然建材で造る健康住宅の魅力について聞いた。
安全・健康・環境を考えた 自然建材の無垢の家
自然の力が生きた建材
―空気がうまい家とは?
浦上 弊社は「安全であること」「健康を保てること」「環境にやさしいこと」が家づくりの基本であるという考えのもと、長年、自然建材を用いた「本物の健康住宅づくり」に挑んできました。その集大成が、空気がうまい家。構造材に樹齢が古く太い無垢材を用い、耐震等級3を取得できます。独自の技術で油分を残して乾燥させた強固な構造材はシロアリや台風にも強く、世代を超えて住み続けることができます。また、健康自然建材は天然由来の建材なので、万一火災が起きても有毒物質が発生せず安心です。
川上 最近はシックハウス症候群やアトピーといった住環境と関わりの深い問題や、脱炭素住宅への感心も高まっていて、健康住宅の需要は着実に伸びていますね。個人的な経験ですが、空気がうまい家ではぜんそく持ちの娘が発作を起こさずぐっすり眠ったのに驚きました。その後、浦上さんのセミナーに参加して、施主様にも建材を選択する権利がある、お客さまが納得して住むことができる家を一緒に造っていきたいと思いました。
見て触れて住み心地実感
―開発への思いは?
浦上 実は私は一時期盲目になりまして、当時経営していた6社すべてが倒産し自己破産しました。健康自然建材の開発に取り組んだのは、その時はじめて、自分が不健康な家ばかり造ってきたと痛感したからです。カイケンコーポレーションは環境蘇生を一大ミッションとして設立しました。今、私たちが暮らしている環境は祖先が作ってくれたもの。我々の子や孫の世代に我々がしてきたことの償いをさせるわけにはいきません。一人ひとりが意識して、今できる努力を積み重ねれば環境はより良く改善するはずです。
川上 住宅建築は大きな投資です。空気がうまい家の施主様は、総じて家づくりに真剣で知識が豊富な方ばかり。構造や建材のこと、のちのメンテナンスコストなどもしっかりと考慮されて、最終的に空気がうまい家に決めたとおっしゃる方が多いですね。カイケンコーポレーションが構造見学会や工場見学・宿泊体験を積極的に行っているのは、自信を持って建材を提供している証しです。まずはご自身の目で確かめ、触れ、その心地よさを体感していただきたいですね。健康な住宅で育った子どもは、いい家がわかるようになるはずです。そこから好循環が生まれると私は信じています。
(有)ラムハウジング取締役 川上晃奈さん(写真左)、カイケンコーポレーション(株)代表取締役社長 浦上 直さん(写真右)
カイケンコーポレーション
「空気がうまい家®」の見学・宿泊体験等に関する問い合わせは、ラムハウジングまで
098-936-8808
http://www.lamb-h.com
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1881号・2022年1月21日紙面から掲載