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見てある記

2016年1月8日更新

モデルハウス|(株)財全エステート

「ひとに優しい住まい」をコンセプトに、沖縄県内で建売住宅の販売や土地・建物の売買、中古住宅のリフォーム・販売などを行う(株)財全エステート(池田盛作代表取締役)が、沖縄県北谷町伊平で建売住宅を販売中だ。4層の断熱構造を取り入れ、自然素材を使い住む人の健康をも考慮した3LDKを見学した。

自然素材使い安心と安全

4層の断熱構造で調湿・耐久性も高く
 


約22畳のリビングダイニングキッチン。LD部分は天井高が3.6mあり、採光も十分。厚さ3cmの床材や、建具の接着剤には天然素材の「にかわ」を使用している



沖縄県本島中部、北谷町役場近くの区画整理地区に建つ同住宅は、敷地面積約66坪、建坪約30坪のコンクリートブロック造の平屋。国道58号や高速沖縄南インターチェンジ、美浜・北谷地区へのアクセスも良好で、暮らしにもレジャーにも便利な立地にある。

営業部売買担当の長本義光さんは「本住宅の特徴は、自然素材の良さを生かした造りであること。さらに、揮発性有機化合物検査や放射能検査などを行い、安心・安全が見える家となっています。木の香りに包まれ、天然木のぬくもりを感じることができます」とPRする。



約8畳の主寝室には杉材の壁と収納が。リビングと洗面脱衣室へは別々のドアでつながっている


不純物の入っていない遮熱塗料と構造体を断熱する外断熱材に加え、天然素材の内断熱材、漆喰や無垢材を用いた4層構造の「クアトロ断熱」を採用。遮熱性・断熱性のほか、調湿性や透湿性があるため、結露やカビが発生しにくく、住宅の耐久性も高くなるという。

また、玄関や寝室・収納などに用いられた杉材は、低温乾燥によって、杉材そのものが持つ防虫成分や芳香、精油成分を残したもの。漆喰の壁や無垢材の床とともに、天然素材の保湿効果や調湿効果が期待でき、杉の香りが心地よい空間となる。



杉材を使ったパントリーも広々。調理台には、電磁波の発生が少ない遠赤外線のスーパーラジエントヒーターを採用している


同住宅ではさらに、シックハウス症候群の原因とされる揮発性有機化合物の濃度測定や、放射能検査・断熱検査なども実施。安心感や信頼性を高めることにもこだわった。長本さんは「今後は、リフォーム展開も予定しています。ぜひ足を運んでいただいて、住宅の良さに実際に触れていただきたい」と語る。




遮熱塗料を施した外観。分子構造を整えた特殊な水を使い強度を高めたコンクリートなど、工法や建材もこだわった



(株)財全エステート
住宅の見学は予約制で、営業時間は午前9時~午後6時(無休)。
問い合わせは(フリーダイヤル=0120-816-200)まで。

 

週刊タイムス住宅新聞「見てある記」第1566号・2016年1月8日掲載

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