2017年6月16日
【イベント】タイムスギャラリーで沖縄建築賞作品展
全応募作品43点展示 18日まで
第3回沖縄建築賞作品展が2017年6月13日、那覇市久茂地のタイムスビル2階ギャラリーで始まった。全応募作品43点と韓国の済州建築文化展の入賞作品9点を展示している。18日(日)まで。主催は同実行委員会(第3回沖縄建築賞 表彰式)。
開会式で主催者を代表して県建築士会の西里幸二会長は「今回の作品展が、次回以降の応募者の出展意欲につながれば良いと願っている」とあいさつ。同賞審査副委員長の小倉暢之琉球大学工学部教授は「全国の中で特色のある沖縄の、沖縄らしさをうまくとらえて、おもしろい展開ができている。建築賞を通して若い世代が世界に羽ばたいてほしい」と期待した。
会場には鮮やかな赤瓦屋根の木造建物やモダンなデザインのRC造平屋などの外観写真や平面図がずらり展示され、訪れた人の関心を集めていた。
済州建築文化展の作品は、建物外観に沖縄との共通点は見られるも建物外の色合いはシックで、韓国の風景の中で落ち着いた雰囲気を醸していた。
沖縄の気候風土を生かした建物の写真や図面を見て回る参観者ら=13日、那覇市のタイムスギャラリー
週刊タイムス住宅新聞 第1641号(2017年6月16日発行)