2017年6月23日
【情報】戸籍謄本の束などの出し直しを省略|リビング通信
法定相続情報証明制度が運用開始
認証文付きの法定相続情報一覧図の写しを交付する「法定相続情報証明制度」の運用が始まっている。
これまでは、銀行や登記所など、各種相続の手続きで戸籍謄本の束を何度も提出しなければならなかった。
この制度では、戸籍謄本などの束と法定相続情報一覧図を法務局に提出すれば、登記官が一覧図に認証文を付して、必要な数の証明書を無料で交付。証明書を戸籍謄本などの代わりとして提出することができる。
預金口座がいくつもある場合などでは、手続きが同時に進められるメリットもある。相続登記の促進のほか、社会的コストの軽減にもつながる。
<法務省ホームページ>
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00284.html
週刊タイムス住宅新聞 リビング通信
第1642号(2017年6月23日発行)