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見てある記

2019年5月24日更新

エージェイエフ(有)沖縄支社|年中快適な自然素材の家

[見てある記・モデルハウス]木造住宅の設計・施工・インテリアコーディネートを手がけるエージェイエフ(有)(本社=福岡市・小畑和彦代表取締役)が、沖縄では初となるモデルハウスを糸満市潮崎町で公開中。同社が得意とする断熱施工をはじめ、自然素材にこだわる家造りを体感した。 

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断熱・調湿性やデザインにこだわり


玄関から土間、その先の約16帖のリビングは間仕切りのない空間。木造住宅の梁を生かした吹き抜けの勾配天井と相まって広さを感じる開放的な造りが印象的


沖縄支社支社長の宮里圭さんは「自然素材にこだわり、住む人が居心地の良さや安らぎを感じる快適な家造りが弊社のモットー。モデルハウスで、ぜひその性能やデザインに触れてください」と語る。

糸満市潮崎町の約64坪の敷地に建つモデルハウスは、延べ床面積約35坪の木造2階建て。南国らしいカリフォルニアスタイルがテーマになっている。

「漆喰や無垢材、構造体の内と外に施したダブル断熱などで、光熱費を抑えつつ快適な住環境に。自然素材の温かみは吹き抜けのリビングやキッチンなどデザイン性を重視したインテリアにも生かされています」と宮里さん。

外壁や内壁に施された西洋漆喰は化学物質やごみなどを吸着して再放出しにくい性質があり、自浄作用や吸湿性、耐久性にも優れているという。室内の温度差を均一化し、フィルターで空気を清浄する熱交換型24時間換気システムも導入。

また、内断熱材に採用した「アップルゲートセルロース」は、米国の良質な紙パルプを再利用したエコ建材。湿気の侵入や結露を防ぎ、カビやシロアリが発生しにくいだけでなく、防音性や耐火性にも優れる。

アンティーク風の装飾で温かみあるキッチン、カラー漆喰を使った寝室など、インテリアや空間演出のこだわりも見どころの一つ。

見学は2019年5月25・26日に開催される内覧会以外にも予約で随時対応。問い合わせは沖縄支社(098-851-7696)。問い合わせ・見学は午前9時~午後6時(無休)。



アンティーク材を用いた装飾やオリジナルのシステムキッチン・照明など、デザイン性の高いインテリアも魅力
 

子ども部屋や寝室などのプライベート空間には、カラー漆喰で華やぎや落ち着きをプラス。大きめ収納も完備

「平屋風2階建て」の外観。白い漆喰の外壁にブルーや赤の扉、屋根瓦などが映える



現地案内図・糸満市(地図

<問い合わせ>
エージェイエフ(有)沖縄支社
電話=098-851-7696


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1742号・2019年5月24日紙面から掲載

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