見てある記
2018年9月28日更新
(株)アール・スタイル|内装デザインまで規格化
(株)アール・スタイル(糸満市・仲里勇一郎代表取締役)が、内装デザインまで規格商品化した自社開発の木造住宅「AQUA(アクア)」を展開中だ。レトロなレンガ倉庫をイメージしたブルックリンスタイルのモデルハウス(うるま市赤道)では、手軽にスタイリッシュな空間、インテリアを楽しめる。
手軽におしゃれを楽しむ木造住宅
広さ約14.5帖の1階LD。レンガ調の壁紙、ダークブラウンの床材でレトロで落ち着きある空間に。キッチンの天井は床材よりも暗めの色でLDとのメリハリをつけた
アール・スタイルが自社開発商品として手掛ける木造デザイン住宅「AQUA」。同社住宅プランナーの又吉千明さんは「おしゃれな家にしたいけど、どうしたらいいのか分からないというお客さまは多いです。AQUAは壁紙や床材、建具、照明器具などで内装デザインを整え、スタイリッシュな家を手軽に楽しめるようにしました」と話す。
取材したのは、うるま市赤道にある「AQUA ブルックリンスタイル」のモデルハウス。1階のリビングダイニング(LD)はレトロな倉庫をイメージして、レンガ調の壁紙や、マリンランプという、まるで船にありそうな鉄格子の傘が付いた照明を使い、「かっこよさを演出」。
1階にはLDのほか、キッチンと浴室が、2階には寝室3部屋と、階で公私を分けていて、両階にトイレがある。特徴的なのが、サブリビングとして使える2階のフリースペースだ。「家族の集いや子どもの遊び場などに良さそうと、見学に来たお客さまにも気に入ってもらえている」という。
又吉さんは「内装デザインを含めた規格商品なので、設計時の打ち合わせ時間も短縮できます。モデルハウスでは、量販店などでそろえられる家具を使っていて、インテリアの参考にもなると思うので、気軽に見学を」と呼びかけた。同モデルハウスの隣には、爽やかな淡いテイストで仕上げたマリンスタイルのモデルハウスもある。平日は要予約、土日祝日は予約なしで見学できる(営業時間:午前10時~午後6時、水・木定休)。見学予約・問い合わせは同社(電話=098−894−9798)。
大きな窓から光が入る2階フリースペース。吹き抜けとして設計することもできる
LDとキッチンの間にあるカウンターは、読書や子どもが宿題したりとちょっとした作業スペースに
モデルハウス外観。左が取材したブルックリンスタイル、右が爽やかなマリンスタイル。外壁材でも違いをつけた
現地案内図・うるま市赤道(地図)
<問い合わせ>
(株)アール・スタイル
電話:098−894−9798
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1708号・2018年9月28日紙面から掲載