見てある記
2016年7月8日更新
モデルハウス|(株)アール・スタイル
シンプルモダンをベースにしたキューブ型のブランド住宅「ZEROーCUBE(ゼロ・キューブ)」の施工・販売を手がける(株)アール・スタイル(仲里勇一郎代表取締役)。沖縄県南城市大里で販売中の建売住宅は、中2階に大型の収納スペースなどをプラスして、広々と使える間取りだ。
4.5畳のキッチンと南に面した14.5畳のリビングダイニングがある1階は、天井高が2.5mあり明るく開放的。白壁に濃い茶色の床材や建具を配してシンプルに
強固・低コストでオプション充実
国道507号まで車で約5分、沖縄県八重瀬町との町境に近い住宅分譲地に建つ同住宅は、周辺に新築の一戸建てが多く、子育て世代が暮らしやすい環境。生活に便利な商業施設などのほか、南風原南ICへのアクセスも良好な立地だ。
比嘉司事業部長は「低価格で、細かい打ち合わせの手間が省けるなどが規格住宅の利点。弊社が提案する『ZEROーCUBE+FUN』は、標準で住む人の個性に合わせたカラーセレクトが可能なうえ、価格が明瞭なオプションもプラスできます」と語る。
土地に合わせて、動線確保や採光の自由度が高い正方形の標準タイプは、3LDKの木造2階建て。今回は、シンプルモダンな内外装デザインに中2階のオプションを加えた、敷地面積約51坪、延べ床面積約32坪、天井が低く収納や幼児用室として使われるストレージ部分が約5・5坪の1棟を見学した。
キッチン近くに水回りを集中させたリビングダイニングがある1階。2階には子供部屋に使える洋室2部屋を配置し、1階と2階の間に設けた中2階には、主寝室や収納などに使えるストレージなどがある。「縦長の構造を生かして、3階建て感覚で広々使えるよう工夫されています。台風やシロアリなど、沖縄の住宅ならではの対策もしっかり。モデルルームとしても見学できますので、住宅の良さを体感してください」と比嘉部長。
3~4台分の駐車スペースを確保したスタイリッシュモダンな住宅の外観
中2階にある約5.5坪の大容量収納。上階への階段を囲むように二つのスペースに分かれ、天井高も約1.4m。幼児用の部屋としても利用できる
標準仕様は吹き抜けのリビング上に床板を張って中2階のフリースペースを追加。第2のリビングや趣味のスペースとしても使えそう
同地ではデザインの違う別棟を展示するほか、沖縄県糸満市武富でも3棟を展示中だ。見学は土日なら予約なしで可。平日は要予約で、受付時間は午前10時~午後6時(水・木曜休)。問い合わせは同社(電話=098・894・9798)。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1592号・2016年7月8日紙面から掲載