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2019年11月22日

[情報]第24回ウッディフェア 来場者3000人余 定着度も実感

県内の木工芸品をアピールする「第24回ウッディフェア」(主催・同実行委員会)が11月15日~17日の3日間、豊見城市の沖縄空手会館で開催された。週末は多くの家族連れでにぎわい、会期を通しての来場者は3000人余り。

16日には首里城再建に向けたチャリティーオークションが開かれ、出展者からイスや壁掛け時計、ガラス工芸品などの木工・工芸品約50点が出品された。

展示即売ブースには約60の工房や作家らが作品を出展販売。来場者は作品を見ながら作家との会話を楽しんだり、イスに座って心地を確かめたりしていた。体験ブースでは子どもたちが木のたまごプールで遊んだり、ペンや写真フレーム作りに熱心に取り組んでいた。

工芸研修修了生のブースでは木工、紅型、漆作品が並んだ。ことし3月木工芸研修修了生の粟國晃樹さんは「修了後に黒木のスプーンなどカトラリーを作成。先輩方の作品は見ているだけで勉強になる。今後は作家として頑張っていきたい」と意気込んだ。事務局長の屋宜政廣さんは「開催初日が平日だったこともあり、昨年と比べて来場者は少ないが、イベントでの売り上げが伸びた。会場を移してから3回目の開催で、定着感が見えてきた」と振り返った。


▲オークションの様子


▲修了生6人が作品を展示販売した

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