2017年9月1日
[情報]リノベーションまちづくり@沖縄市「清水義次氏 コザ再生に期待」
沖縄市は2017年8月19日、日本各地で空き家や空き地など遊休不動産を活用したまちづくりをプロデュースする清水義次氏を招き、同市の活性化を考える講演会「リノベーションまちづくり@沖縄市」を開いた。定員は100人だったが、158人が参加。関心の高さをうかがわせた。
空き店舗が目立つコザだが、清水氏は「歩いてみて、他にはない魅力を感じた。まちのことを真剣に考える人も多く、良い変化の芽が出つつあるのを感じる」と期待を込める。
また、他県での成功事例をなぞりながら「リノベーションまちづくり」を説明。北九州市小倉の商店街では、「空き店舗をリノベーションして、若い企業家やハンドメイド作家に小規模ずつ貸した。そこから人が徐々に戻ってきた」と説明する。さらに行政の力を借り、市道を整備して「公園道路」にしたことで「歩いて楽しめるまちになった」と語る。「まちづくりは民間だけでも、行政だけでも成功しない。それぞれを補完しあうことが成功へつながる」とアドバイスした。
9月9日(土)には第2回の講演会が開かれる。講師は岡山県でリノベまちづくりを手掛けた明石卓巳氏。
<申し込み、問い合わせ>
沖縄市建設部区画整理課
098-939-1212