［情報］豊見城市でウッディフェア｜家族連れや木工ファンでにぎわう

会場にはさまざまな木工製品が並んだ

県内の木工作家らが集う「第27回沖縄ウッディフェア」が11月8日～10日、豊見城市のおきなわ工芸の杜で開かれた。

今回は53工房が出展。食器や家具、玩具、文具など多彩な木工製品の展示販売ブースが並び、多くの木工ファンでにぎわった。

「あやのき」の前野綾歌さんは、県産のクスノキを使ったおもちゃを出品。ヤンバルクイナが歩きながら音を出すおもちゃを、家族連れが楽しそうに見ていた。

南部工業高校と沖縄高等特別支援学校の学生による作品展示ブースも注目を集めていた。南部工業3年の島袋航さんは「プロの方々が集まるイベントに自分の作品が展示されるのは緊張した。でも、いろいろな人に見てもらえて、声をかけてもらえてうれしかった」と笑顔で話した。


南部工業の島袋さんと作品「美ら海」