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2024年11月8日

[情報]空き家アドバイザー協議会名護支部 継活フェア|墓と実家の相続問題を解説



フェアで講話した全国空き家アドバイザー協議会沖縄県名護支部の山入端さん(写真上)と東恩納さん(写真下)

(一社)全国空き家アドバイザー協議会沖縄県名護支部は10月27日、名護市城区公民館で「継活フェア」を開催。個別相談会も行った。

フェアは2部構成。1部は「上手く生きるための終活」と題し、同支部専門相談員で終活カウンセラーの東恩納寛寿さんが講話した。墓の種類や埋葬法などを紹介し「供養とは忘れないこと。墓や埋葬法で迷っている人は、引き継ぐ子孫のことを考えて選んだ方がいい」とアドバイス。「終活は後悔しない、させないことに尽きる。死ぬまでにやらなければならないこと、やりたいことをノートに書き出し実践して」と話した。

2部は「どうするあなたのご実家・空き家・相続問題」と題し、同支部事務局長で空家予防管理活用士の山入端学さんが登壇した。「家は昔は子孫と一緒に生活しながら住み継ぐものだったが、今は子ども一人一人が家を持つ時代。親が施設に入居したり亡くなったりすると途端に実家が空き家になる」と空き家になる仕組みを解説。名護市の2千世帯が予備軍とし「空き家が増えると犯罪や過疎化につながり地域財政も破綻する。子孫のためにも問題を先送りにせず、親世代から話を切り出して」と呼び掛けた。

市内から参加した40代女性は「身内が亡くなったときは相談先も分からず大変だった。事前に情報があると安心。娘にも伝えたい」と話した。

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