［情報］建設業への不安を解消｜女子高生が女性技術者と交流

メモを取りながら、女性技術者の話を聞く生徒ら

「女性技術者交流会ｉｎ沖縄工業高校」が１２月１日、那覇市の沖縄工業高校で開かれた。同校の建築科と土木科の女子生徒１８人が、建設業界で働く女性技術者で構成される「ｔｅａｍけんせつ美ら小町」のメンバーら１１人と交流した。建設業への不安を払拭し、興味を持たせることなどが目的。

交流会では、生徒らの「取っておくべき資格は？」「トイレはきれい？」「給料に男女差はある？」といった質問に対し、現場監督や県職員として活躍する女性技術者らが丁寧に回答した。

建築科３年の八幡絆さんは「現場は厳しいイメージがあったけれど、女性にも優しい環境だと分かり安心した。建築士資格の勉強のコツも参考になった」。土木科１年の奥間夏希さんは「休みも取りやすそうなので、趣味もしっかり楽しめそう。重機オペレーターになる気持ちが高まった」と話した。