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2023年2月10日

[情 報]IDAとうるま市が提携授業|学生が古民家リノベプランを発表

IDAの宮里侑さん(前列中央)、長堂龍音さん(右から2人目)と島しょ地域の自治会会長、うるま市役所職員
IDAの宮里侑さん(前列中央)、長堂龍音さん(右から2人目)と島しょ地域の自治会会長、うるま市役所職員

専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA)のインテリア・建築デザイン科の学生2人は1月27日、うるま市の島しょ地域交流施設を訪れ、提携授業の一環として古民家リノベ―ションのプランをうるま市役所の職員や島しょ地域の自治会会長などにプレゼンテーションした。

両者の提携授業は今回で3回目。古民家を提供した宮城島桃原自治会の宮里亜矢子会長(55)は「学生らに実践的な設計を行える場を提供できればと開催するようになった」と説明。

学生らは昨年10月に、設計の対象となる古民家を実測したり、島民へ聞き取りなどを行った。それらを基にそれぞれが島に必要だと思う建物へのリノベーションプランを提案。図面やイメージ図などを使用しプレゼンテーションした。その後、島民らと意見交換を行った。 

リユースショップを提案した宮里侑さん(20)は「聞き取りをする中で、どんな建物が島の生活に役立つのか考えるのが大変だった」と振り返った。休憩所を提案した長堂龍音(りゅうと)さん(20)は「対象の古民家は海に近いこともあり、島民はじめ訪れた人たちの憩いの場になればと思いプランした」と話した。

宮里会長は「若い人ならではの視点で島にはない建物を提案してくれた。フレッシュな視点を忘れずに今後も活躍してほしい」とエールを贈った。

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