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2023年2月10日

[情 報]拓南製鐵と東京鉄鋼|鉄筋工事の省力化を提案

事前に組み立てた鉄筋の梁を現場で施工する様子。組み立てた部材同士を、継手で容易につなげるので工期が短縮できる
事前に組み立てた鉄筋の梁を現場で施工する様子。組み立てた部材同士を、継手で容易につなげるので工期が短縮できる

拓南製鐵㈱(沖縄市、八木実社長)と東京鉄鋼㈱(東京都、吉原毎文社長)は、鉄筋工事の工期を短縮できる省力化工法の見学会を2月2日、豊見城市で実施した。

従来の鉄筋工事は、現場で配筋や溶接を行うため、人数が必要で天候にも左右される。同社が提案する「ネジテツコン省力化工法」は、加工場で組み立てた鉄筋部材を現場に運び、「ネジ節機械式継手」でつないで注入材で固定する。この継手は、ねじの要領で容易に接合できるので作業効率の向上や工期短縮、品質の安定・向上につながる。

「工事内容にもよるが、マンションの鉄筋工事なら1階あたり3日掛かっていた作業がほぼ1日で完了する。14階建てなら約1カ月工期が短縮できる」とPRした。

ほかにも、柱脚部の過密配筋を削減できる「スマートベース工法」や、鉄筋コンクリート造の柱に鉄骨造の梁(はり)を組み合わせることで、躯体の材料費削減が見込める「DRUM-RCS構法」を紹介した。これらの工法は東京鉄鋼が開発し、拓南製鐵がOEM(他社ブランドの受託製造)を行う。

問い合わせは、拓南製鐵(電話=098・934・6811)。

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